内申点の上げ方のポイントとは?具体的には一体何をすればいいの?

内申点
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「内申点は先生がつけるから、自分ではどうしようもない」と思っていませんか?

内申点は、日々の努力によって上げることは十分可能です。

では、内申点の上げ方とは、どのようなものがあるでしょうか。

具体的には何をすればいいのでしょう?

ここからは、内申点の上げ方と、内申点アップにつながる取り組みをご紹介したいと思います。

志望高校への合格を目指し、まずはできることから取り組んでみて下さいね。

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内申点の上げ方のポイントとは?

内申点の上げ方のポイントは以下の3つです。

  • 授業に積極的に参加する
  • 提出物の期限を守る
  • 一番は、定期テストで良い結果を出すこと!

では、それぞれについて順に見ていきましょう。

授業に積極的に参加する

まずは日頃の授業が何よりも大切です。

どの授業にも積極的に参加することにより、勉強への意欲があることを示すことができると同時に、その積極性があなた自身の向上心や授業への理解度アップにもつながります!

ノートをしっかり取り、授業中は誰よりも多く挙手を行い発言をしたいものですね。

また、クラスメートとの協力が求められる場面では、和を尊重し、グループとしての最適解を目指して下さい。

授業態度チェックリスト

☑おしゃべりはしていないか
☑居眠りはしていないか
☑姿勢良く椅子に座っているか
☑黒板の方を向いているか
☑授業に関係のないものを机に出していないか
☑授業に集中しているか
☑正しく制服を着用しているか

・・・など、これらのチェックポイントを確認してみましょう。

提出物の期限を守る

授業での提出物の期限を守ることは必須です!

少しでもその期日を過ぎてしまうと、どんな理由があろうと基本的には評価が下がってしまいます。

この「提出物」は、勉強に対する向き合い方に対する評価で、成績に直結する評価のひとつです。

その際、ただ提出するだけではなく、アンダーラインを引いたり、気づいた点などを書いたりと、ひと工夫を加えることでも高評価につながるでしょう。

自主学習ノートなども併せて提出すると、更に評価アップ!

一番は、定期テストで良い結果を出すこと!

内申点を上げるためには、やはり日頃の定期テストで良い結果を出すこと!

これに尽きますよね。

3年間の総復習や実力テスト、外部での模試、そして受験高校の過去問題への取り組みなど、受験対策としては、もちろんどれも非常に大切なものです。

しかし、まずはこの定期テストで良い点数を取らないことには、満足のいく内申点は得られません。

また、定期テストというのは、点数を取るだけでなく、それが高校受験への学力にもつながりますし、定期テストで点数を取れないということは理解力が低いということなので、いずれ苦労することになります。

授業内で行われる小テストも、評価アップには欠かせないもの。
絶対に手を抜かないこと!

ここで良い成績を得ることができれば、自ずと学力向上につながり、定期テストの結果もついてくるはずです。

テスト範囲が決められている定期テストこそ、得点アップのカギです!

まずは定期テストで良い結果を出せるように全力で頑張りましょう。

以上が、内申点の上げ方のポイントについての解説でした。

では次に、内申点のカギを握る「副教科」への取り組み方法についてご紹介しましょう。

内申点のカギを握るのは「副教科」!

内申点を上げたいのであれば、副教科を捨てないで下さい。

内申点のカギを握るのは「副教科」です!

「成績を上げる」と聞くと、「音楽5」よりも「英語5」を目指した方がよいのでは?と思うかもしれませんが、「内申点」という面においては「どちらも同じ5」ですよね。
さらに、副教科の定期テストでは、範囲が狭い・問題の傾向が掴みやすいなど、重要語句を覚えるだけでも高得点を狙える場合が多く、対策がしやすいのです。

これは内申点を上げるチャンス!

副教科のテストは侮れませんね。
また、副教科における内申点の一番の特徴は、「実技面の評価ウエイトが高いこと」です。

副教科の特性として、美術なら絵を描くこと、音楽なら歌を歌うことなど、授業内で実技に取り組む姿を見せる場面が多くあります。

実技の場合、多少の得手不得手はあるかと思いますが、「うまくできているか」よりも「課題に積極的に向き合っているか」が評価のポイントとなりますから、決して最後まで諦めないこと!

一生懸命取り組む姿勢をアピールすることにより、ダイレクトに評価につながりますから、たとえうまくできなくても意欲的に粘り強く取り組むことが何より大切ですね。

それに努めていれば、「課題を克服しようと自分自身の最善を尽くしている」と認められて評定が上がります。

それでは、副教科の内申点アップにつながる対策について、教科別にご紹介しましょう。

保健体育

実技

  • ラジオ体操などの準備運動にしっかり取り組む
  • 苦手な競技でも一生懸命体を動かしてチャレンジする
  • しっかり声を出す
  • 準備や片付けなども自主的に

筆記(暗記すべき内容)

  • 体力テストやオリンピックに関する問題
  • ルールや反則の種類
  • 団体競技のチーム人数や、球技のコートの大きさなど
  • 体育用語や名称(クラウチングスタートなど)
  • 体のつくりや身体機能の成長や発育
  • 環境問題、感染症、病気、飲酒喫煙、薬物など

音楽

もともとピアノやギターなどを習っている人は有利な教科ですが、たとえ習っていなくても、音楽の基本を押さえておけば心配はありません。

実技

  • しっかり背筋を伸ばし、はっきりと大きな声で気持ちを込めて歌う
  • 楽器演奏なども楽しんで積極的に関わる

筆記(暗記すべき内容)

  • 楽譜の読み方、ト音記号やヘ音記号、音符や休符など
  • 楽典(音階や調、コードネーム、音程など)
  • 楽器の名前や演奏スタイル
  • 音楽用語(オーケストラ、弦楽四重奏、混声三部合唱など)
  • 有名なクラシック音楽の曲名と作曲家
  • バロック、古典派、ロマン派などの時代背景
  • 音楽史

美術

オリジナルの問題が出ることもあるので、授業中は先生の話をよく聞いておきましょう。

先生が話していた箇所を、教科書やノートにメモをしておくことがおすすめです。

実技

  • 課題に対して丁寧に取り組むこと
  • 作品は余裕を見て早めに提出する
  • 作品を作る際に、先生に積極的に質問したりアドバイスを貰う

筆記(暗記すべき内容)

  • 色の三要素と三原色、光の三原色
  • 絵画や彫刻の技法(マーブリングや破墨、レリーフなど)
  • 作品と作家(西洋の絵画や彫刻)
  • 日本の浮世絵や仏像、建造物、建築様式など
  • 縄文土器や玉虫逗子、正倉院など
  • 美術史

技術家庭

実技

  • 道具や材料を使う際には、安全に注意する
  • 作品の進捗状況を把握し、提出期限を必ず守る

筆記(暗記すべき内容)

  • 電圧や電流、抵抗、電力などの計算式
  • 回路図の記号と意味
  • パソコンの基礎知識やITの知識
  • 栄養素や料理方法などの食生活
  • 衣類や住生活
  • 料理の材料の切り方
  • 縫い方の種類(まつり縫いなど)

以上が、内申点のカギを握る「副教科」の評価アップ対策でした。

では最後に、内申点の上げ方を先生に相談することについて、考えていきたいと思います。

内申点の上げ方は先生に相談しよう!

内申点を上げるためには、積極的に先生に相談しましょう。

真正面から取り組んでも限界がある場合は、いろいろな角度からのアプローチも必要です。

内申点の上げ方や成績に関することは、先生に直接相談してみるのもいいでしょう。

先生側にとっても、子どもから相談されるのは大歓迎なはずですし、先生に勉強への意欲が伝わります。

また、通知表にある「関心・意欲・態度」という観点は、いわゆる平常点というもので、実はこの半分くらいは先生からの個人的評価で決まると言われているのです。

つまり、先生に積極的に相談をしたり、学習へのひたむきさなどが伝わることで良い印象を与えておくと、自ずと平常点もアップすることにもつながるでしょう。

また、相談をする際には、なるべく具体性を持った質問をするといいですね。

現時点までの評定がなぜこうなっているのかという根拠や、今後評定を上げるためにはどうしたらよいのかという対策などについて、先生に聞いてみるというのも効果的です。

「テストの点数をあと10点位アップできたらいいね」、「もう少し積極的にグループワークに参加してみよう」など、具体的なアドバイスをもらえる可能性も高いですよ。

「先生にそんなこと聞いていいの?」と驚いた人もいるかもしれませんが、むしろその行為が、主体的に学習に取り組む姿として好意的に評価されるかもしれません。

同じ「4」でも5に近い4と、3に近い4では、「何をすれば5になるか」の対策は異なります。

自分に足りないところについて、先生に率直に相談してアドバイスをもらうことで、気づいていない部分を伸ばすことができるかもしれませんね。

先生に相談する場合
授業態度が良い、提出物の期限が守られているなど、最低限の努力をした上で聞くこと

アプローチ方法はひとつではありません。

志望校のレベルをあえて上げ、自分を追い込む必死な姿なども先生は必ず見てくれていますよ。

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