内申点オール2の偏差値で高校受験を乗り切る!やるべきことは何?

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内申点オール2の偏差値で、高校受験を乗り切るためやるべきことは何でしょうか。

内申点が低いと志望校に合格できない、と思っている人は多いようですが、内申点オール2の偏差値でも目指せる高校はあります!

ただし、内申点が低ければ低いほど選べる幅は狭くなり、希望の条件を満たすことは難しくなるでしょう。

たとえば、公立高校に入りたくても、オール2では入れるところがない場合は私立を選ばなければならないこともあります。

また、全日制を希望していても、内申点が足りずに通信制か定時制にしなければならないかもしれません。

住んでいる都道府県にもよりますが、地方に住んでいて、自宅から通える高校が少ない場合、全寮制の高校に行かなければならないことも考えられますよね。

では、内申点オール2の偏差値で、高校受験を乗り切るためにやるべきことについて考えていきましょう。

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内申点オール2の偏差値で高校受験を乗り切る!やるべきことは何?

内申点オール2の偏差値で、高校受験を乗り切るためにやるべきことは以下の3つです。

  1. なぜ進学するのかを考え、将来につながる進路を探す
  2. 目標に向けて受験戦略を立てる
  3. 内申点オール3を目指す

では、順に見ていきましょう

1.なぜ進学するのかを考え、将来につながる進路を探す

まずは進学する目的を明確にすること、そして将来につながる進路を探すこと、この2点を意識することが大切です。

たとえば、高校へ行く目的が「友達と楽しく遊べる学校生活を送る」というものであれば、どこの高校に行っても叶えられるでしょう。

内申点や偏差値は関係ありません。

一方、「将来、車をつくる仕事がしたい」という目的がある場合は、その条件を達成できる高校を探す必要がありますよね。

具体的には、自動車関連への就職実績がある工業科のある高校などです。

将来の進路を子ども自身が一人で決めるのは難しいでしょうから、親御さんはぜひ相談に乗ってあげて下さい。

学校・塾の先生や周りの大人にも相談して、いろいろなアドバイスも参考にしながら決めるといいでしょう。

2.目標に向けて受験戦略を立てる

進学したい高校が決まった場合、今の実力で合格できるレベルであれば問題ありません。

そうでない場合は、効果的に受験勉強をしていくための受験戦略を立てる必要がありますね。

また、受験までの期間によってもやるべきことが変わってきます。

残り1か月しかない場合

受験まで残り1ヶ月という場合は・・・

  • 過去問を解く
  • 身だしなみを整える
  • 面接対策をする

以上の3つを行っていきましょう。

高校入試当日に焦らないように、過去問を解き、少しでも慣れておくことが大切だからです。

また、どの学校であっても、身だしなみが悪いことで不合格になることもありますから、髪型や髪色、清潔感などをチェックしておき、面接での印象を悪くしないよう注意して下さいね。

残り半年以上ある場合

受験まで半年以上ある場合は、基本問題をマスターしましょう。

学校の問題集や市販の受験対策問題集の中から、「基本問題だけ」を繰り返し解いて、完璧に解けるようにしておくのがポイントです!

さらに時間があれば、漢字と英単語を覚えるのがおすすめです。

あと少し手を伸ばせば、行きたい高校に届くという場合は、期間によってやるべき勉強が異なりますから、それぞれの対策法で高校合格を目指して下さいね。

3.内申点オール3を目指す!

高校受験まで1年以上ある場合は、ぜひオール3を目指しましょう。

内申点は定期テストの点数で決まるので、まだまだ上げることが可能だからです。

やり方は簡単です!

どの教科も、教科書・学校の問題集をマスターし、基礎力を身につけることが大切です。

基本問題がクリアできていることが前提で、その後時間があれば基本問題よりも少しだけレベルの高い問題を解いていきます。

ここまでやれば、オール3をとることも可能です!

そうすれば、志望校の幅はぐっと広がり、他にも行きたいと思える高校が見つかるかもしれませんね

以上が、内申点オール2の偏差値で、高校受験を乗り切るためにやるべきことについてでした。

次に、内申点「2」はどうすれば回避できるのか、解説していきたいと思います。

内申点「2」はどうすれば回避できるのか?

内申点「2」はどうすれば回避できるのか・・・。

「授業態度をよくすること!」

これに尽きます!

そもそも授業態度とは・・・

・授業中、静かに先生の話を聞く
・授業中は積極的に発言する
・黒板の前に出て問題を解く
・分からない問題は先生に質問しに行く
・提出物を期限までに出す

などが挙げられます。

学校の先生や塾の先生が「提出物と授業態度がよければ、通知表に2はつかないよ」と言いますが、これはほぼ正しいでしょう。

重要なことは、内申点は「定期テストの点数だけでは決まらない」ということです。

Aさん:定期テストで70点をとったけれど、内申点は「3」だった
Bさん:定期テストで30点をとったけれど、内申点は「3」だった

・・・不公平な感じがしますが、現実ではよくある話なのです。

なぜこのようなことが起こるかというと、内申点は、観点別評価の組み合わせによって決まるからです。

観点別評価とは、各教科ごとに、生徒の学習状況を分析したもので、提出物、授業態度、学習意欲、小テスト、定期テストなど、あらゆる側面から評価し、項目ごとにABCで判定されるものです。

A:十分満足できる(80%以上)
B:おおむね満足(60%以上)
C:努力を要する(60%未満)

つまり、Aが1つでもあれば加点され、逆にCがあると減点の対象になるというわけです。

そのため、授業態度でA評価をとれば、合計得点の底上げができ、結果的に「3」の評定をとりやすくなるのです。

授業態度を完璧にして、基本問題だけはできるようにする!

以上が、内申点「2」はどうすれば回避できるのかについての解説でした。

最後に、内申点を「3」にするために親ができることについてご紹介したいと思います。

内申点を「3」にするために親ができることとは?

内申点を「3」にするために親ができることとはどのようなことがあるでしょうか。

子どもの成績が下がったり、5段階で「2」がついたりした場合、親御さんとしては大変心配されることでしょう。

また、内申点として、高校入試への影響も気になりますよね。

3学期だと成績が確定してしまいますが、1・2学期なら、3学期に向けてまだ挽回のチャンスはあります!

親子でできる対策として、成績が落ちた原因を親子でしっかり考えた上で、厳しい成績だった教科の先生へ相談してみるとよいでしょう。

内申点に「2」がついた場合は、担当教科の先生に直接その理由を教えていただいて、次に成績を上げるための対策などをアドバイスしてもらうことがおすすめです。

教科への関心ということで、先生の心にとめていただくことにもなりますから、先生の印象が良くなるかもしれませんね。

子どもが自分で先生の所に聞きに行けるのが一番良いのですが、自分の成績が良くないことについて、先生の所にうかがうのは敷居が高いものです。

ここは親の出番ですね!

先生への相談・質問につきあってあげて下さい。

子どもも、親が自分のためにそこまでしてくれる姿を見て、どれだけ大変な成績なのかということを自覚する機会にもなりますよね。

そして、先生側も「親が子どものことをよくみている家庭だな」という意識を持ってもらえるでしょう。

ある中学生の話になりますが・・・

一度、体育で内申点2をとったことがあったそうです。

当時は「2」がひとつでもあると、公立高校を受けさせてもらえないというルールがあったそうで、その中学生の親御さんが、体育の先生に会いに行ってくれたといいます。

「運動は苦手なようですが、でも授業はいつもまじめに取り組んでいるようなのです・・・」と、親として先生に一生懸命アピールしてくれたこと、そして、今後の授業への取り組み方などのアドバイスもいただいて、そのあと無事に内申点3を取ることができて、公立高校に進むことができたそうです。

これは、「親が行ったから」、では決してないと思いますが、先生も熱心さや努力に配慮してくれたのではないでしょうか。

親がここまで心配してくれている、先生も応援してくださっている・・・

これらは、子どもにとって大きな活力となり、自身の目標に向かって努力する糧にもなるでしょう。

以下の記事では、「内申点オール2で行ける高校」をご紹介しています。

ぜひ参考にして下さいね!

成績がオール2で行ける高校は大阪にある?志望校選びはこれで完璧!
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