生徒会の役職とは?役員の種類について!活動を経験した先輩の声も!

学校行事
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中学生になったら、生徒会がありますよね。

小学校でも児童会活動がありますが、生徒会はちょっと大人びたイメージですよね。

また、ドラマやアニメでもよく生徒会を題材にしたものを見かけますよね。

そもそも生徒会はどんな組織なのでしょう。

生徒会にはどんな役職があるのでしょうか。

そこで、ここでは、生徒会の役職について、詳しく見ていきたいと思います。

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生徒会の根幹となる役職とは?

以下の4つの役職が、生徒会の根幹を構成する役職です。

  • 会長
  • 副会長
  • 書記
  • 会計

これらは、正しくは生徒会執行部と呼ばれます。

この生徒会執行部は、ドラマやアニメなどで言ういわゆる「生徒会」を指します。

本来は、生徒会には全校生徒が所属すると考えられており、生徒会執行部が中心となって活動しています。

しかし、生徒会執行部という呼称が長いため、単に「生徒会」と呼ばれるようになりました。

まずはこの4つの役職についてご紹介します。

会長

簡単にいうと、リーダーです。生徒会選挙で選ばれます。

主な仕事を以下のようにまとめました。

  • 生徒会役員をまとめる
  • 生徒会を運営する
  • 行事挨拶

生徒会を運営する

生徒会行事の企画・立案・運営の代表者を務めます。

各学校によって多少違いはありますが、定例会議も開かれています。

生徒会長は定例会議で、司会・進行も務めます。

生徒会役員をまとめる

日常の業務においては、やるべき仕事を他の役員に割り振る立場にあります。

また、各役職はその性質によっては仕事が一定期間に集中しがちです。

ですから、他の役職を手伝ったり、助言することで円滑な運営を目指します。

行事挨拶

生徒会長と言えば、行事や式典での挨拶ですよね。

  • 文化祭や体育祭等各種学校行事での挨拶
  • 学校説明会での挨拶
  • 入学式での歓迎挨拶
  • 卒業式での送迎挨拶

これらの挨拶は、すべて生徒会長自身が考えるのが一般的となっています。

副会長

簡単にいうと、リーダーの補佐です。生徒会選挙や会長の指名で選ばれます。

主な仕事を以下のように並べてみました。

  • 会長の代理・引継ぎ
  • 会長の相談役
  • 会長の方針を正す

すべて会長のサポートですよね。

実ははっきりとした明確な業務がないため、一番仕事の少ない暇な役職だそうです。

会長の代理・引継ぎ

会長が不在となる場合は、副会長が会長の代理を務めます。

また、会長が何らかの理由で業務ができない場合、副会長が引き継ぐことになります。

ですから場合によっては、人前に出ることもあり得ますね。

会長の相談役

会長に適切な助言をすることを求められることから、会長のアイデア係とも呼ばれます。

企画をひっぱっていく会長の縁の下の力持ち的ポジションと言えるでしょう。

会長の方針を正す

ときに物事を客観視し、会長の方針が誤っている場合は方向性を正すことも副会長の大切な役割です。

そのため、多くの学校では、副会長は男女それぞれ1名で構成されているそうです。

これは、会長と同性であることから意見が偏らないようにする工夫だそうです。

書記

簡単にいうと、モノを書く係です。生徒会選挙や会長の指名で選ばれます。

仕事は学校によって様々ありそうですが、よくあるものを挙げてみました。

  • 議事録の作成
  • 生徒会新聞やポスター制作
  • 各種学校行事のパンフレット制作

議事録の作成

どの学校でも定例会議が開かれているのはお話した通りです。

生徒会選挙のときの公約をどのように実現するか、議論が行われています。

その際、記録として残すものが議事録です。

また、会議の中で板書をすることもあります。

生徒会新聞やポスター制作

これも学校によりけりですが、月に一回ほどのペースで学校のことや生徒会のことについて生徒会新聞を発行することがあります。

また、挨拶・ボランティア活動の呼びかけなど、ポスターを制作して掲示することもよくあります。

各種学校行事のパンフレット制作

文化祭・体育祭などの各種学校行事のパンフレット制作も書記の仕事として捉えられています。

会計

簡単にいうと、お金の管理係です。生徒会選挙や会長の指名で選ばれます。

会計の仕事は、会計事務です。

生徒会費の出金状況を把握し、割り振ったお金が正しく使用されているかをチェックすることが主な仕事です。

仕事年度初めに予算案を作成したり、年度末には決算を出します。

学校によっては、どこにお金を使うべきか意見を出したり、予算の配分案まで意見を言うこともあるそうですよ。

以上の4つの役職が、生徒会の根幹を構成する役職です。

次に、これらの生徒会の役職にはどんな人が向いているのか、見ていきましょう。

生徒会の各役職はどんな人が向いている?

生徒会の各役職にはどんな人が向いているか、役職の特性からイメージすることができます。

会長に向いている人はどんな人?

生徒会長の主な仕事は、やはり人前に出て、行事や式典での挨拶をすることですよね。

ですから、明るい性格の人が向いているでしょう。

もちろん、生徒会や全校生徒を引っ張っていくことから、行動力や実行力も兼ね備えている必要がありますね。

選挙での公約や可決された議案を実行に移す際には、学校関係者のところへ出向いていくこともあるでしょう。

したがって、コミュニケーション能力が高い人は向いていると言えますね。

副会長に向いている人はどんな人?

副会長の仕事は会長のサポートでしたね。

場合によっては、会長代理として表に立つこともあるでしょう。

したがって、会長が安心して信頼をおける人物かつ、表に出ることを厭わない人が向いています。

また、副会長の仕事の一つに会長の方針を正すというのがありましたよね。

そのため、物事を客観的に捉える目線が必要ですね。

書記に向いている人はどんな人?

書記はモノを書く場面が多い役職でしたね。

ですから、書記にいちばん求められることは字のキレイさでしょう。

生徒会新聞やポスターは人目に触れる機会がとても多いですよね。

字のキレイさだけでなく、制作時の丁寧さも重要な観点です。

議事録はさほど人目に触れる頻度は多くないかもしれませんが、議会での板書の任務があることも多いんでしたね。

最近ではパソコンを用いることも多いそうですから、場合によってはパソコンの知識も必要になるかもしれません。

会計に向いている人はどんな人?

会計事務には、ずばり、几帳面な人でしょう。

出金が正しいかどうか、細かく見ていくわけですから、雑な人には難しい作業だと思われます。

いつもいつもきれいに数字が合うとは限りません。

合わないときには、解決するために調べるなど、根気強く取り組めなければいけませんね。

生徒会の各役職にはどんな人が向いているか、役職の特性からイメージすることができましたね。

次に、生徒会のその他の役職について見ておきましょう。

生徒会のその他の役職とは?

学校の規模によっては他にも数種類の役職が用意されている場合があります。

  • 議長
  • 広報
  • 監査
  • 庶務

議長

議会の進行を任せる議長自体を置いている生徒会もあります。

議会の司会を務め、みんなの意見を平等に拾い上げまとめるのが主な仕事です。

広報

広報は宣伝ですから、ポスター制作などは書記と仕事が重複します。

そのほかにも最近では、ネット利用が容易になってきたことから、イベント告知をSNSでおこなうのも広報の役割のようです。

監査

監査も、会計と役割が重複しますが、出金管理が正しくされているかをチェックします。

会計は、家計簿係の要素が強いですが、監査は監視機関であることが強調されます。

庶務

雑用係とも呼ばれます。学校の備品等の管理や行事のセッティング等を行います。

ただ、行事にまつわる雑務は生徒会役員みんなで分担させているという学校が多いようでした。

学校の規模によっては他にも数種類の役職が用意されていましたね。

では、最後に、実際に生徒会活動をされている(いた)先輩たちの声を聞いてみましょう。

生徒会活動を実際に経験した先輩たちの感想!

生徒会活動を実際に経験した先輩たちの感想を集めました。

生徒会はやりがいがあるという意見と同時に、やっぱり大変さが見え隠れしますね。

特に文化祭や体育祭では主体となって盛り上げ、全校生徒が楽しめるよう動き回っているんですね。

学校行事は彼ら彼女らの活動があってこそ、なんですね。

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