成績を上げる方法とは?小学生編!親はどう関わる?低学年高学年別!

成績
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子どもが小学校に入ると、成績が気になりますよね。

低学年は低学年で、少しでも早く学習習慣を身につけさせたい。

高学年は高学年で、学習内容が難しくなってきて成績が落ちる子もいるとか・・

そうならないように、小学生のうちに成績を上げる方法はあるのでしょうか。

また、親はどのように関われば良いのでしょうか。

一口に小学校と言っても6年間あるので、今回は低学年向けと高学年向けに、小学生が成績を上げる方法について、考えていきたいと思います。

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通知表・テストの成績を上げる方法!

こちらでも紹介していますが、小学校の成績と言ってまず思いつくのは通知表で、それから各種小テストの点数などです。

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今回は、もう少し通知表について詳しく見ていきましょう。

通知表の成績を上げたい

文部科学省によると、2020年から通知表の評価の仕方が変わっているそうです(参考:文部科学省HP)。

簡単にどう変わったのか見ておきましょう。

それ以前は評価の観点が以下の4つでした。

「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」

それが2020年からは、評価の観点が以下の3つになったそうです。

「知識・技能」「思考・表現・判断力」「主体的に学習に取り組む態度」

ですから、通知表の成績を上げたいのであれば、これらの評価が上がるようにすれば良いのですね。

具体的には、「知識・技能」は、テストに直結するものです。

「思考・表現・判断力」は、基礎的な理解ももちろんですが、応用力や発展力が評価の対象になります。

「主体的に学習に取り組む態度」は、「主体的」という文言の意味から、ノートや授業中の発言等が対象になります。

したがって、例えばテストがいくら良く出来ていても、積極的に授業に参加していないと「主体的に学習に取り組む態度」があまり無いとみなされてしまうわけです。

ただし、通知表は学校や担任の先生による主観がどうしても入りやすいので、注意が必要です。

学年末テストや実力テストの点数を上げたい

通知表の評価の観点である「知識・技能」「思考・表現・判断力」にも当然かかわってくる、いわゆるテストの点数を上げたいという声も聞かれます。

小テストや単元テストなど小さいものは高得点をとれるのに、まとめテストや実力問題になると点がなかなか取れないという子どもたちも多いと思います。

このように、小学生にとって上げたい成績といえば通知表とテストの点数がありますが、次は、低学年・高学年別にテストの点数を上げる方法を見ていきたいと思います。

成績を上げる方法!小学校低学年編

低学年は、学習習慣と親の関わりが重要です。

取り組む内容

小学校低学年の子どもたちは、まずは楽しく、ですよね。

昔から通信教育はありますし、昨今ではタブレットを用いた教材も豊富です。

後述しますが、小学校低学年の子どもたちには親の手はどうしてもかかります。

低学年の頃は、勉強って楽しい!と少しでも思ってもらえるような教材があれば、親の負担が少しでも減るのではないでしょうか。

また、学校の小テスト等の小さなテストでも、予告がある場合は範囲をきちんと復習してテストに備えましょう。

小テストは比較的点数がとりやすいため、勉強したらテストでいい点が取れたという成功体験を簡単に得ることができます。

学習習慣や環境

小学校低学年の子どもたちの第一の目標と言えば、まずは、なんと言ってもある程度の時間机に向かってくれることではないでしょうか。

特に小学校1年生、2年生くらいは、座らせておくのが本当に大変だという声も聞きます。

とにかく30分でも机に向かってほしいという方は、個別指導の塾に行かせてあげても良いかもしれません。

実際、私も勤務先の個別指導塾で経験がありますが、初回~数回は本当に何もできない状態でした。

小学校1年生の男の子で、「うんち!」を何度も大きな声で叫んで、ゲラゲラ笑います。

板書のためのホワイトボードはお絵描き帳です。

けれども、周囲のお兄ちゃんたちお姉ちゃんたちが勉強をしているのを見て、刺激になり、真似ようとするのです。

これはまさに、環境の力だと思います。

付きっきりという意味で家庭教師もよさそうですが、これは家庭教師にはない環境ですよね。

さらに、塾へ通ったとしても、塾はまだ早いなという場合でも、家で学習環境を作ってあげる必要はあります。

小学校低学年の場合は、手がかかりますから、子どもの自室があったとしても家のリビングでみてあげるのが良いでしょう。

親の関わり

塾へ通っても通わなくても、親の関りは必須です。

例えば、学校で音読の宿題が出たとして、低学年の子どもに「音読やってね。」と言って、きちんとできないですよね。

というより、何がきちんとで何がきちんとしてないかをまだ知らないのです。

「音読の宿題は、こうこう、こんなふうにね・・・。これで1回出来たね。」と、お手本を示す必要があります。

それを、繰り返していけば、子どもはいつか自分でできるようになります。

また、こういう話題になると、ずっとついてないとダメなのか、親が宿題をみるのはおかしいという声が聞かれます。

まず、ずっとついている必要はないでしょう。

洗濯物を畳みながらでも夕飯を作りながらでも良いとは思いますが、大切なのは、我が子の理解がどの程度なのかを把握すること、きちんと向き合うことです。

そしてそのためには、宿題をやっている姿をみて、何を学んでいるのかを把握するだけでも手助けになりますよ。

‘きちんと’できるようになる土台ができるまでは、根気強くみてあげたいですね。

以上のように、低学年は学習習慣と親の関わりが重要だということが分かりました。

次は高学年編です。

成績を上げる方法!小学校高学年編

高学年も、学習習慣と親のかかわりは重要ですが、少し中学校での生活も意識できると良いですね。

具体的に見ていきましょう。

取り組む内容

高学年でも、通信教育や、タブレット学習は有用です。

ただし、低学年と異なるのは、意思がはっきりとしていることです。

やりたくないものを無理にやらせても逆効果です。

ですから、子ども本人がやりたいと思えることがまず重要です。

先に述べた、通信教育やタブレット学習でも良いですし、一緒に本屋さんへ行って、ドリルを見つけても良いでしょう。

その際、あまり分厚くてとっつきにくいものよりは、薄くて1周できたら喜びを分かち合えるものがおすすめです。

さらに1冊の問題集を何周もすることも、将来的には必要になる学習ですから、小学校のうちに出来れば尚良しですね。

それから、低学年編でも述べましたが、どれだけ小さなテストであっても、範囲を復習してテストを受けるようにしましょう。

理由は、小テストは学校で学んだことの確認なので、勉強がしやすいからです。

さらに、小テストは範囲が狭いため、自分一人でもテスト勉強がやりやすいからです。

小テストは、「勉強したらできた。」という体験を比較的簡単に得られ、そしてそれこそが学習の継続において大切なポイントとなります。

学習習慣や環境

小学校高学年にもなってくると、個人差はありますが机に向かうことはできるようになっているでしょう。

学習環境としては、家の自室、家のリビング、塾等、低学年のころに比べて選択肢が増えますね。

さらに、中学校の生活を意識して勉強できていると、中学生になってからの環境変化への適応が少し楽になります。

具体的には部活が忙しくなる、勉強の難易度が上がる、宿題が多くなる等です。

こういう生活の中での私のおすすめは、ルーティンを決めることです。

ルーティンとは、決まった手順や、一連の動きを言いますが、学習にも当てはめ、習慣と考えても良いかもしれません。

例えば、「学校の宿題は帰ってすぐ、○○(お風呂や夕食や塾など)までに終わらせる。」

自学自習ドリルをはじめるときに、「1日見開き2ページ進める。」などです。

このとき、「ドリルは全体で何ページあって、1か月で1周したいから1日何ページ」という決め方が有用です。

このゴールからの逆算方法は、将来、高校受験、大学受験でかならず役に立ちますよ。

勉強はコツコツ、継続が大切です。

そのため、ルーティンも無理にたくさんやろうとせず、毎日続けられるものを設定しましょう。

小学生のころから、机に向かって勉強することが‘あたりまえ’にできていれば、中学校生活のスタートも気持ちよく切れるでしょう。

親の関わり

小学校高学年であっても、親の関わりは重要です。

けれども、高学年にもなると、なかなか親が勉強をみるというのは難しくなってきますよね。

例えば、勉強の内容的に、なかなか難しいことを学んでいて、教えられないよという方もいらっしゃるでしょう。

他にも、年齢的に反抗期を迎える子もいますよね。

ここでいう親の関わりとは、子どもの成績に関心を持ち続けることです。

教えられるとか教えられないとか、そんなレベルの話ではなく、良く出来たら褒め、出来なかったら原因と対策を一緒に考える。

小学校の頃からそういったことを一緒に経験しておくことで、中学生、高校生になったときに、自分で原因と対策を考えられる自立した子になるでしょう。

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