成績が上がらないときのストレスの対処法!原因を考えて解消・軽減!

成績

成績を上げたいから、好きなことを我慢して勉強を頑張っているのに・・・

志望校目指して、寝る間も惜しんでこんなにやっているのに・・・

成績が思うように上がらないと、ストレスが溜まりますよね。

ストレスを溜めないように発散しよう!

それも大切です。

でも、本当にストレスの発散だけで、ストレスの解消になるのでしょうか。

そこで、ここでは、成績が思うように上がらないときのストレスについて、詳しく見ていきたいと思います。

現代社会はストレス社会。そもそもストレスってなに?

ストレスといえば嫌なことや、ネガティブイメージがついてまわりますが、実は嬉しいこともストレスの原因となるそうです。

厚生労働省によると、ストレスは以下のように定義されています。

そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。

外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。

つまり、日常の中で起こる様々な変化が、ストレスの原因になるのです。

たとえば、進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事でも、変化であり刺激ですから、実はストレスの原因になります。(厚生労働省 みんなのメンタルヘルスより)

現代社会はストレス社会ともいわれますが、それだけ現代人とストレスは密接な関係にあります。

現代ではストレスというとき、「心労」、「懸念」の意味で用いることが多いように思います。

けれども、上記定義にあるように、ストレスは様々な要因で昔から存在していました。

そしてストレスがあるからこそ、それを乗り越えたときの達成感を得られたり、生きていく糧になることもあります。

それどころか、適度なストレスは必要とさえ言われています。

今回のテーマである成績に置き換えて考えてみます。

成績が思うように上がらないことが原因で、ストレスが生じます。

しかし、そのストレスがあるからこそ、成績が上がったとき、あるいは合格を勝ち取ったとき、達成感が得られます。

そして、無事進学してもストレスは生じるんですね。

なるほど、現代社会はストレス社会ですね。

以上のように、ストレスといえば、確かに嫌なことやネガティブイメージを想起します。

けれども、実は嬉しいこともストレスの原因となることがわかりました。

ところで、今の例からもわかるように、ストレスは一概に悪とは言えないのではないでしょうか。

ストレスはそんなに悪い奴なのか

私は、ストレスはそんなに悪い奴でもないのかもと思うことがあります。

少しスケールが大きいですが、人生について考えてみましょう。

想像してみてください。

「より良く生きたい」という思いと「現実」にギャップがあるとき、何らかのストレスを感じます。

けれども、「このままで良い」と思えば、ストレスはないわけです。

もちろん、それでも良いという人もいるでしょう。

価値観は人それぞれですからね。

でも私は、向上心は人を育てると思っています。

これを、今回の成績が上がらない状況に当てはめてみましょう。

「より良い成績が取りたい」という思いと「現実の成績」にギャップがあるから、今あなたはストレスを感じているんです。

「このままで良い」と思っていれば、ストレスはないはずですからね。

つまり、成績が上がらなくてストレスを感じているあなたには、向上心があるということです。

これって、悪いどころか、良いことだと思いませんか?

ストレスは思っているほど、悪い奴ではなさそうですね。

それでも、いやいや、ストレスは辛いよという気持ちはわかります。

次は、ストレスを解消、または少しでも軽減できる方法はないか考えてみましょう。

ストレスを解消したり軽減するにはなにをすれば良いの?

私の思うストレスの解消や軽減に必要なことは、本当のストレスの原因を見つめることです。

例えば、こんなツイートを見つけました。

よくあるパターンですよね。

このツイート通りに読み取ると、彼のストレスの原因は、「怒られたこと」のはずです。

ですから、怒られなかったら、ストレスはなくなるはずです。

そして、怒られた原因はテストの成績が下がったことですね。

そうであれば、テストの成績を上げることが、ストレス解消の正しい対処のはずです。

なのに、『ストレスたまる→ゲームする』となっていますよね。

この対処法は、いわゆるストレス発散、息抜き的な思考回路です。

ストレス発散は、気持ちのリフレッシュ、気分転換です。

例えば根を詰めてすぎいて、勉強のことしか考えられなくなっていて逆に勉強が手につかないというときに用いられるべき対処法なのです。

彼は、対処法を間違ってしまいました。

けれども、実際のところ、彼のようにストレスを感じたらとりあえず発散しよう!!と考える人は多いのではないでしょうか。

どうも、「ストレスといえば発散させる」が独り歩きしているような気がします。

もちろん、ストレス発散も大切なストレス対処法なんですけどね。

ではツイッターの彼はどうすべきなのでしょうか。

明白ですね。

勉強をして、成績を回復(上昇)させることです。

親にも怒られないし、自身の成績も上がる、一石二鳥です。

親の声掛けも気を付けるべき

上のツイートでは、「親に怒られたこと」をストレスの原因としてまず認定しました。

しかし、実際はおそらく、成績が下がったことに対してもストレスを感じていたと推測できます。

ですから、「親に怒られたこと」だけがストレスの原因ではないかもしれませんが、怒られたことが一因であることは間違いありません。

ゲームばかりしていて成績が下がったのですから、怒りたくなる気持ちはわかりますが、言葉には気をつけてあげてください。

子どもにとっては、親こそ最大の理解者です。

後述しますが、言葉の持つネガティブとかポジティブといった印象は、意図せず植えつけられてしまいます。

親のフォローの大切さ

余談ですが、私は今現在2歳児の親を務めております。

魔の2歳児です。

言葉もある程度達者になってきて、いたずら、ふざけた結果こぼして大惨事等々毎日戦いです・・・

それにとどまらず、少し暴力的な(叩く、硬いものを投げる等)側面も垣間見えたりしますね。

当然叱る場面があるわけですが、叱った後のフォローは必ずするようにしています。

2歳児なので、基本は抱きしめます。

そして、ある程度言葉もわかりますので、叱った理由を言ってから、私自身が彼に対して叱ったことを謝罪するようにしています。

2歳児だって、叱られればストレスになると思います。

彼がどこまで言われたことを理解しているのかはわかりませんが、知識経験の乏しい2歳児にとっては、ストレス軽減になるのではと思います。

自分に対してポジティブな考え方

成績が上がらなくてストレスを感じている人には、ポジティブシンキングをおすすめします。

以下の各文の印象に違いがあることがおわかりになるでしょうか。

「この問題集をやらないと、成績が上がらない。」
「この問題集をやれば、成績が上がる。」
「毎日5時間勉強しないと、志望校に受からない。」
「毎日5時間勉強すれば、志望校に受かる。」

もっとわかりやすくするするために、「頑張ろう。」を付け足してみます。

どちらが頑張ろうと、思えるでしょうか。

「この問題集をやらないと、成績が上がらない。頑張ろう。」
「この問題集をやれば、成績が上がる。頑張ろう。」
「毎日5時間勉強しないと、志望校に受からない。頑張ろう。」
「毎日5時間勉強すれば、志望校に受かる。頑張ろう。」

もちろん、自身に追い込みをかけることが必要な場面もあります。

けれども考え方ひとつで、頑張っている自分のこころに少しのゆとりが生まれますよ。

ちなみにこれは、英語の「命令文, or ~.」構文と「命令文, and ~.」構文から着想しました。

興味のある人は調べてみてくださいね。

この構文は大学受験においては必修内容ですから、近い将来必ず役に立ちますよ。

少し長くなりましたが、ストレスの解消や軽減に必要なことは、本当のストレスの原因を見つめることです。

では、具体的に成績が思うように上がらない時のストレス対処法を考えてみましょう。

成績が思うように上がらないときのストレス対処法は?

成績が思うように上がらないときは、勉強方法を見直してみてください。

ストレスの原因は、当然、成績が思うように上がらないことです。

ではなぜ、成績が思うように上がらないのでしょうか。

この場合、おそらく「ある程度勉強をしているのに」という前提が隠れていると思われます。

したがって、その勉強方法や内容が本当に正しいの方法なのか、適切な内容なのか考える必要があります。

例えば、ただただ1日何時間勉強した、というやってるだけになっていませんか。

使用テキストのレベルはあなたに合ったレベルですか。

勉強には正しいやり方があります。

成績が思うように上がらなくてストレスを感じている人は、一度勉強方法を見直してみましょう。

勉強方法についてはこれまでも、様々な観点からブログで発信していますし、これからも発信していきますのでぜひ参考にしてくださいね。

また、ストレスで体調に異変を感じた場合には、医療機関で診察してもらうのも一つの手段です。

うまく対処しながら乗り越えていきましょうね。

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