成績がオール2で行ける高校はあるの?合格率UPの裏ワザを伝授!

成績
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なんとも大胆なタイトルになりますね。

読んでくれている皆様は、上っ面の内容ではなく、実際の本音ベースの内容が知りたいですよね。

そこで今回は、現役の学習塾の塾長である私が、タイトルの件に関してぶっちゃけトークを展開してみたいと思います。

是非、最後までご覧ください。

きっと皆さまの受験校選びのヒントになるはずです!

本当に成績がオール2で行ける高校はあるのでしょうか。

では、まずは成績がオール2で行ける高校はあるのかということについて詳しくお話していきましょう。

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成績がオール2で行ける高校はある!裏ワザをご紹介!

結論から申し上げると、成績がオール2で行ける高校はあります!

入試の制度をうまく活用し、合格を手繰り寄せる方法があります。

ここではそのための裏ワザ2つをご紹介します。

  • 受ける前から合格間違いなし!?の状況を作る裏ワザ
  • 入試の点数や内申点を上げる裏ワザ

では詳しく見ていきましょう。

受ける前から合格間違いなし!?の状況を作る裏ワザ

高校入試では、当たり前ですが入試倍率が存在します。

入試倍率=出願数/定員数

入試倍率次第では、なんと『受ける前から合格間違いなし』の状況を作ることができます。

全国的に人気校は高倍率になり、逆に不人気校は定員割れになるという2極化が進んでおります。

これは狙わない手はないですね。

各公立中学校で、中3の夏・秋頃~入試の出願直前期まで数回にわたって進路希望調査をとります。

その集計結果が中学校から発表されるため、その際の倍率推移を確認し、倍率が低調(定員割れ)な高校を必ずチェックしておきましょう。

倍率1.0倍を下回っている(いわゆる定員割れ)の高校もおそらく何校かあるはずです。

ただし、直前で大きく変動することもあるので、倍率は注意深くチェックしておきましょうね。

また、定員割れじゃなくても、入試の点数や内申点を上げて合格を手繰り寄せる裏ワザもあります。

それでは具体的に見ていきましょう。

入試の点数や内申点を上げる裏ワザ

実は、入試当日のテストで点数を取れなくても高得点が保証されたり、当日の入試の点数にプラス〇点を加算してくれる制度が存在します。

その代表的なものが英検です。

なんと大阪府の公立高校入試では英検2級を取得していれば、入試当日の点数が低くても80%の得点率を保証してくれます。

ハードルは高くなりますが、英検準1級取得ではなんと100%を保証してくれます。

受ける前から満点保証、なんとも素晴らしい制度ですよね。

また、埼玉県の公立高校入試では、英検や漢検や数検を取得していれば、内申点としてプラスしてくれる高校があります。

また、私立高校の場合、英検や漢検の〇級を取得していれば、当日の入試の点数に10点プラスや15点プラスなどの加点制度を設けている学校が全国に多々あります。

私立高校に関しては、各高校の入試説明会に参加するとそのような情報も得られるので、少しでも興味のある学校は積極的に参加されることをおススメします!

まとめますと、英検〇級を取得していると、当日の英語のテストが悪くても〇〇%の点数を保証してくれたり、もしくは、内申に〇点加点や当日の点数に〇〇点を加点してくれる制度ということになります。

受験生にとっては、英語の受験勉強に必死に取り組まなくても大丈夫という余裕も生まれ、他の教科にも時間を費やすことが可能になるため良い事尽くしの制度ですね。

入試で英検などの優遇制度を活用したい場合は、「中3の秋」までに「3級以上」を目指すと良いでしょう。

このように、高校の倍率や入試制度を調べるだけでも、今の成績が例えオール2でも合格可能性は上がります。

結論として、成績がオール2でも行ける高校はあります

では、成績がオール2の場合、公立高校と私立高校では何か違いはあるのでしょうか?

公立高校を目指すならオール2でもまだチャンスはある!?

詳しく見ていきましょう。

公立高校を目指すならオール2でもまだチャンスはある?

結論から申し上げると、公立高校を目指すなら、今の成績がオール2でもチャンスはあります!

公立高校入試の場合、「内申点+当日の入試の点数」を合算して合否を判定します。

では、そもそも公立高校入試では、いつの成績が入試の内申点となるのでしょうか?

実は、公立高校入試において合否判定の材料になる内申対象学年は都道府県によって異なります。

内申対象学年 都道府県数
中学1年~3年 37
中学2年~3年 2
中学3年のみ 8

このように、多くの地域では中学1年~中学3年までの期間が対象になるケースが多いですが、中には中学3年生の成績のみという都道府県もあります。

また、対象期間が中学1年~中学3年であっても、多くの地域で中学3年生の成績が最も比重が高くなるように傾斜をかけているケースが多いです。

配点方式 都道府県数
均等配点 13
傾斜配点(中3比重高) 34

このように、「中学3年生のみ」や「中学3年生の成績の比重が非常に高い」都道府県が多く存在するのです。

例えば、東京都や愛知県、福岡県などの公立高校入試では、中学3年生のみの成績が内申点として対象になります。

神奈川県や岐阜県、大阪府や兵庫県などは、中学3年生の成績の比重が非常に大きく影響するような傾斜配点になっています。

また、英語・数学・国語・理科・社会の主要5教科が苦手であったとしても、音楽・美術・保健体育・技術家庭科の副教科の4教科は得意だ!という方はコチラも大きなプラス材料です。

配点方式 都道府県数
9教科均等配点 28
傾斜配点(副教科比重高) 19

岩手県、宮城県、秋田県や広島県、鹿児島県などは、5教科の内申点より副教科の4教科の成績の比重が非常に大きく影響するような傾斜配点になっています。

※入試制度等の最新情報は各都道府県の教育委員会のHPなどでご確認ください

是非、あなたの都道府県の内申点の対象時期や算出方法を確認してみてください。

何をお伝えしたいかというと、今がまだ中学1年生や2年生の場合、今はオール2でも中学3年生で挽回すれば受験にはまだ間に合う!ということです。
諦める必要なんてありません。
実際、私の塾に通っていた生徒にも、中学2年生の終わり頃に入塾した子で、それまでの成績はオール2程度でしたが、3年生で頑張ってオール3以上になり志望校に合格した!なんて子もおります。
意外と内申点の対象時期や算出方法をご存じない方が多いです。
内申点の対象時期や算出方法を知ることで、公立高校合格の道が拓けるのではないでしょうか。
公立高校を目指すなら、今の成績がオール2でも行ける高校はたくさんあるのです。

では次に、私立高校入試について見ていこうと思います。

なんと私立高校入試では、そもそも内申点を気にする必要なんてないのです。

実は、私立高校では入試の仕組みが違う為、より一層成績がオール2でも問題ないのです!

では、私立高校編を詳しく見ていきましょう。

私立高校は成績がオール2でも行ける?内申点は関係ない!?

私立高校では入試の仕組みが違う為、より一層成績がオール2でも問題ありません。

実は、私立高校入試ではそもそも内申点が入試の合否に直接影響することがないのです。

成績がオール2=内申点が悪い=ダメなんてことにはなりません。

私立高校の場合は、内申点と当日の5教科(もしくは3教科)のテストの結果と合算で合否を判定するわけではないのです。

皆さん、ご存じでしたか!?

これは意外とご存じない方が多いと思います。

なんてことを学校の先生や塾の先生が子どもたちに言うと、特に私立専願生は学校の定期テストの勉強をしなくなるので皆言いません。

子どもたちは自分に都合の良いとこどりをしますからね(笑)

極端に言えば、私立高校の入試では、オール2の子もオール5の子も同じということなんです。

ただし・・・これだけは注意してください。

成績1は私立高校入試では、致命的になります。

学校によっては出願さえさせてもらえない事があります。

中学校での成績1というのは、『提出物や提出期限を守っていない』もしくは『授業態度が相当悪い』を意味します。

多くの私立高校では、そのようないわゆる『素行が悪い生徒』を嫌がる傾向にあります。

成績1だけは付かないように心掛けて取り組みましょう。

正直それ以外に関しては、内申がよくないから私立の○○高校は諦めなくてはいけない・・・という考えを持つ必要はありません。

実は、私立高校の場合、内申点より重要になってくる数字というのが存在します。

それが、学校の実力テストの点数や模試の偏差値になります。

実力テストや模試の偏差値で各高校が基準にしている数値を超えることができさえすれば、私立高校入試は非常に有利になります。

学校の成績がオール2で内申点に自信がない人は、実力テストや模試に力を入れて取り組むと良いでしょう。

成績を上げる方法や過去問の取り組み方はコチラの記事を参考にしてくださいね。

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きっと突破口が拓けると思いますよ。

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