学校では同じ勉強をしているけれども、成績が上がらない子と上がる子がいます。
成績が上がらなくて悩んでいる人も、原因がわかれば対処方法がわかるかもしれないですよね。
一体、成績が上がらない子の特徴とはどのようなものなのでしょうか?
そこで、ここでは、成績が上がらない子の特徴について、詳しく見ていきたいと思います。
成績が上がらない子の特徴とは?
成績が上がらない子の特徴には、以下の6つが挙げられます。
すなわち、これらに該当するのであれば、「成績が上がらない」「成績が上がりにくい」ということになります。
- 努力不足
- メリハリがない
- インプットとアウトプットのバランスが悪い
- 基礎を重視しない
- 自己満足なことをしている
- 原因を自分以外のせいにする
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
努力不足
当然ですが、勉強は努力の結果です。
そのため、努力が足りていなければ、成績が上がるわけはありません。
きちんと努力している人は、学校の授業をしっかりと聞いています。
また、予習・復習・課題を自分のためにこなしています。
このような努力が成績の差となって表れるのです。
メリハリがない
成績が上がらない子には、メリハリがない子が多いです。
例えば、宿題一つとっても、違いが顕著でしょう。
メリハリのある子は、家から帰ってすぐに終わらせて、その後にテレビ・スマホなど自分のしたいことをします。
それに対して、メリハリのない子は、「嫌なこと」「やりたくないこと」を後回しにしてしまいます。
だらだらと自分のしたいことを優先させ、結局やらずじまいになることも考えられます。
このようなことが積み重なっていては、成績が上がるはずないですよね。
インプットとアウトプットのバランスが悪い
上記2つは、勉強以前の取り組みの話でした。
具体的な勉強のやり方についてですが、勉強はインプットとアウトプットが重要です。
読んだり見たりして理解した内容は、実際に手を動かして書いたり問題を解いたりしないと知識として定着しにくいです。
例えば、英単語をずーっと眺めていても、実際には書けないかもしれないですよね。
インプットだけ、アウトプットだけなどどちらかだけに偏った勉強では成績が上がりにくいです。
基礎を重視しない
勉強だけでなく、物事を上達させるには基礎が重要です。
簡単な計算問題ができないのに、難しい文章問題はできないですよね。
野球で言うと、あのイチロー選手は高校時代に、10分間の素振りを三年間毎日続けています。
やってはいけない習慣225基礎を疎かにする→成功者は基礎を重視する。あのイチロー選手は高校時代、毎日10分の素振りを三年間続けたという。結果、無意識で正しいフォームで打てるようになった。また、精神面に於いても「誰よりも基礎を継続した」という自信になったという。凡事徹底こそ非凡への道
— しんさん@ライフコーチ (@yorozusoudan7) February 22, 2023
基礎を軽んじていれば、成績が上がらない子になってしまいかねません。
自己満足なことをしている
成績が上がらない子の中には、自己満足なことをしているという子も多いです。
例えば、「ノートをとてもきれいに色ペンで仕上げる」「テスト前に友達と勉強会をする」などです。
いずれも非常に「やっている感」がありますよね。
しかし、それが成果になるかは別問題です。
原因を自分以外のせいにする
テストの結果が良くなかった場合に、原因を自分以外のせいにする子もいます。
例えば、「テストの内容が悪い」「先生の教え方が悪い」「塾の先生が合わない」などです。
このような考え方をしていると、成長するのは難しいのではないでしょうか。
このように上記の5つが成績が上がらない子の特徴です。
これらに対して、成績が上がる子の特徴とはどのようなものなのでしょうか。
成績が上がる子の特徴は?
成績が上がる子の特徴は、以下の3つです。
- メリハリがある
- 素直である
- 基礎を重視する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
メリハリがある
成績が上がる子の特徴の1つにはメリハリがあることが挙げられます。
時間を使うのが非常に上手いです。
やるべきことを先にしっかりと終わらせたうえで、自分のしたいことも存分にするという特徴があります。
隙間時間なども有効に使うという子も多いです。
このような特徴は、子どものときの勉強だけでなく、大人になった際の仕事や生活でも非常に活かされます。
素直である
物事が上達するには、素直さが重要です。
学校の先生・塾の先生・家庭教師・勉強の動画などで、正しいやり方を教えられれば、素直に吸収し愚直に行動します。
上達の基本は真似です。
徹底的に真似る。これはと思った上司のことを徹底的に真似ることに力をそそいだ。展開の仕方、切る順番はもちろん、ガーゼの置き方など細かいところまで。話し方も真似る。
上達の近道は徹底的に真似ることからと実感した。こうなりたいと思う人の行動を徹底的に真似してみよう。— だいちゃん@消化器外科 (@yamashoubin) March 2, 2023
ビジネスでも失敗するのは、我流でやろうとする人です。
基礎を重視する
成績が上がらない子の特徴としいて、基礎を重視しないと述べました。
例えば数学の計算問題ですが、成績が良い子ほど、きちんと途中式を書きます。
成績が良くない子ほど、途中式を書かず、端折ることで計算間違いをします。
物事においては、どのようなことでも基礎が重要なのです。
基本的には、成績が上がらない子の特徴の逆ですが、これらの3つが成績が上がる子の特徴です。
では、子どもの成績を上げるために親ができることには、どのようなものがあるのでしょうか。
子どもの成績を上げるために親ができることは?
子どもの成績を上げるために、親がしてあげられるのは以下の3つです。
- 褒めることを習慣にする
- 小さいうちに学習習慣を身に付けさせる
- 環境を与えてあげる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
褒めることを習慣にする
勉強に対して苦手意識を持ってしまうと、勉強がしたくなくなってしまいます。
そのようにならないためには、「やればできる」という意識を持ってもらうことが重要です。
年齢が小さいうちに、苦手意識が植え付けられてしまうと、根底にその考え方が根付いてしまいます。
そのようにならないように、些細なことでも褒めてあげるようにしましょう。
小さいうちに学習習慣を身に付けさせる
こちらも子どもが小さいうちの話ですが、少しずつでも良いので家庭学習の習慣を身に付けさせることが重要です。
もちろん、一番良いのは、言われなくても、自ら行うという習慣です。
それが難しいようであれば、メリハリをつけさせるために、先に宿題などやるべきことを終わらせるように約束してみてはいかがでしょうか。
環境を与えてあげる
勉強には環境が重要です。
勉強しやすい環境を与えてあげるというのは、親にしかできないことです。
例えば、「勉強部屋を与える」「参考書などを買ってあげる」「家庭教師を付ける」「塾に行かせる」などです。
もちろん、無理やりしてしまうと逆効果なので、しっかりと希望を伺ったうえで決めるのが良いでしょう。
このように、勉強が苦手な子の特徴には上記の6つが挙げられます。
そのようにならないためには、親がしてあげられることもあります。
勉強の苦手の改善のために、記事を参考にしてください。