クラス替え決め方中学では誰がどう決める?担任や仲良しの要望は?

学校行事
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4月、新学期と言えばクラス替えですよね!

地域によってはクラス替えの慣習がない、1学年1クラスしかない、私立中高一貫生等の理由から、クラス替えをしたことのない人もいるそうです。

他方で、クラス替えのある人にとっては誰とクラスが一緒になるのか気になりますよね。

大親友とは一緒のクラスが良いし、あの子ちょっと苦手だから離れたら良いなぁ、なんてこともありますよね。

このようなクラス替えの要望は聞き入れてもらえるのでしょうか。

そもそも中学のクラス替えの決め方とは?誰がどうやって決めるているのでしょう。

そこで、ここでは、クラス替えの決め方を中学にフォーカスを当てて詳しく見ていきたいと思います。

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中学のクラス替えの決め方とは?誰がどうやって決めるの?

中学のクラス替えについて、以下の2点をご紹介します。

  • 誰が決めるのか
  • どうやって決めるのか

誰が決めるのか

学校によって多少差はあるようですが、次年度のクラスの編成を考えるのは、基本的に前年度を担当していた先生方です。

ですから、3年生を担当していた先生方は新1年生を担任することになりますよね。

中には、小学校まで話を聞きに行かれる先生もいらっしゃるそうです。

多くの場合、3学期の試験が終了したら、学年の先生方(担任を持たない副担任の先生も)が集まって会議を行い、最終的に管理職の助言等を経て決定されます。

どうやって決めるのか

中学のクラス替えは以下の観点等について総合的に考慮した上で決められます。

  • 成績
  • 人間関係
  • リーダーシップ
  • 運動
  • ピアノ
  • 特別な注意が求められる子

成績

これは、クラス間の平均点に差が出ないようにという配慮からです。

例えばA、B、Cの3クラス構成の場合は以下の通りです。

成績順にA→B→C→C→B→A→A→B→C→C→B→A→・・・と割り振るそうです。

なるほど、これだと成績的にはバランスが取れそうですね。

ですから、これをベースに、以下の事項をさらに考慮していきます。

人間関係

仲が悪すぎて、喧嘩や揉め事ばかりだと考慮に入ることが多いです。

クラスがまとまらないとか、授業が中断されるとか、全体への影響がある事項は考慮される傾向にあります。

また、仲が良すぎることも考慮要素の一つになり得ます。

これは、学校生活においては、色んな人と関わりコミュニケーション能力を高めることも学んでほしいという観点からだそうです。

ですから、色んな人と仲良くできて親友がいる、という場合であれば問題なさそうですね。

リーダーシップ

1年間の中で学校行事ってたくさんありますよね。

中学になると子どもたちの自主性を育むため、活動を子どもたちに任せることが多いですよね。

実際、生徒会や委員会もその傾向が表れていると思います。

そのため、リーダーシップを発揮しクラスをまとめてくれる子、クラスを引っ張って行ってくれる子を各クラスにまんべんなく配置したいというのが先生の思惑だそうですよ。

運動

学校行事のひとつに体育祭があります。

運動能力を考慮して、各クラスに運動のできる子が分散するよう考えられています。

体育祭ではクラス対抗の競技もありますから、バランスよく活躍してほしいという思いからですね。

ピアノ

学校行事の一つに、合唱コンクールがありますね。

ほとんどの中学では、合唱コンクールの指揮やピアノ伴奏も子どもたちが自分たちで担当します。

ですから、ピアノが弾けて伴奏ができる子がクラスに必ず1人以上はいるように考慮されているそうです。

特別な注意が求められる子

発達障害の疑いのある子・不登校気味の子・素行の悪い子等、何かしらの問題を抱えている場合もクラス替えの際に配慮すべき観点となります。

ここで、大切なことは、先生方はクラス内やクラス間のバランスを重視されているということです。

加えて、みなさんが1年間を学校で生活するのに、できるだけ問題や精神面での不自由のないようにという配慮が根本にあります。

ですから、学校行事についての考慮要素が意外にも多いなという印象だったと思います。

中学のクラス替えについて、以上2点をご紹介しました。

次に、中学のクラス替えに関する要望については聞き入れてもらえるのか、見ていくことにしましょう。

中学のクラス替えに関する要望は聞き入れてもらえる?

結論を言うと、中学のクラス替えに関する要望は聞き入れてもらうのは難しいです。

そうですよね、みんなの要望すべて叶えるなんて無茶ですから。

しかし、絶対に無理だということでもなさそうです。

先述の通り、先生方はクラス内やクラス間のバランスを重視されているということです。

「私、A子と仲良しだから離されちゃうのかな・・・?」という不安をよく耳にします。

少なくとも一つ言えることは、先生方は「意地悪をして離してやろう。」なんていう発想は初めからないということです。

先ほども述べた通り、、みなさんが1年間を学校で生活するのに、できるだけ問題や精神面での不自由のないようにという配慮が根本にあります。

ですから、先ほどの「私、A子と仲良しだから離されちゃうのかな・・・?」と悩む彼女が、その仲良しの親友と一緒になって授業を妨害する行動をとっていたり、学校生活を乱す行いをしていれば、離されるもしれませんね。

けれども反対に、彼女がリーダー的存在で、A子がサブリーダー的な立ち回りをして、2人一緒になって行事の話し合いや企画を盛り上げてクラスを引っ張っていってくれるような2人組だったらどうでしょう?

先生方も、この2人を離すのはもったいないなと思ってくれるかもしれませんよ。

けれども、結論的には中学のクラス替えに関する要望は聞き入れてもらうのは難しいので、これは運の要素もあるため一緒だったらラッキー!くらいに思っておきましょう。

では、中学の担任の先生はどうやって決めるのでしょうか?

中学のクラス替えと同じくらい気になる担任の先生の決め方は!?

中学の担任の先生は、基本的には持ち上がりで、各クラス編成が決定した後、校長先生が中心となって決めるようです。

ネット上ではドラフト会議的な表現も見受けられましたが、調べたところ、都市伝説の域を出ませんでした。

中学の時なら、先生が冗談やネタで言いそうな感じはありますよね~。

また、意外にも?クラス替えはあったけれども担任の先生は3年間同じだった人は少なくないようです。

クラスの担任は校内の人事ですから、その最終決定は校長にあるのでしょう。

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