塾についていけない場合の理由・原因とは?対処法や実際の声を紹介!

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塾に通っていると、いつの間にか授業についていけなくなってしまっていることがあります。

これはほとんどの場合、集団指導の塾で起きがちです。

個別指導の塾であれば、先生との距離が密で近いため、生徒の理解度を確認しながら授業を進めることができます。

個別指導の塾であっても、単元や範囲が難しかったりすると、一回の授業では理解しきれないことも起こり得ます。

けれども、個別指導の塾であれば講師がそれを察知しやすいので、時間をあけずに対策がとれるのです。

しかし、集団指導の塾でついていけなくなった場合、ついていけていないと気付くのが遅れることで、取り戻すのに時間がかかることがあります。

細かくみれば、塾についていけない理由はいろいろありますから、原因と対処法について考えたいと思います。

それでは、塾についていけない場合の原因と対処法について、詳しく見ていきましょう。

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塾についていけない理由・原因は何?

一口に塾についていけないといっても、原因はいろいろあります。それにより、対処法も変わってきます。

そこで、まずは塾についていけない理由・原因を考えてみましょう。

  • 「わからない」を放置している
  • スケジュールが多忙
  • 塾の授業の復習をしていない
  • 勉強に対して受け身
  • 塾(クラス)と本人のレベルの不一致
  • 塾のフォロー不足
  • 塾が勉強の場でなくなっている

もう少しそれぞれ見ていきたいですが、これらは、それぞれが独立しているというよりは複雑に絡み合って、結果的に塾についていけないという状況を生み出していると考えられます。

「わからない」を放置している

わからないこと自体は、悪いことではありません。

わからないことがわかっているということは、そこを勉強すればいいのですから。

けれども問題はそれを放置してしまうことです。

勉強は、積み重ねです。基礎の上に成り立つものですから、基礎が脆弱であればあるほど積み重ねは困難になります。

家を想像してみてください。基礎のしっかりしていない家に住めますか?いつか、崩れそうと思いませんか?

ですから、わからないに出会った時は、わかるまでトコトン向き合う必要があるのです。

スケジュールが多忙

現代の子どもたちは多忙です。

半日を学校で過ごし、課外活動である部活動や様々な活動を積極的に行います。

さらに、学外での塾やピアノなどの習い事を並行し、学校以外の決められた宿題や練習もこなします。

時間は有限ですから、ひょっとすると睡眠時間を削ったり疲れが取れず勉強との両立ができていないこともあります。

塾の授業の復習をしていない

よく、塾に通えば学力が上がり成績も上がると考えられがちですが、塾に通うだけでそれは絶対にあり得ません。

授業内容を家でしっかり復習し、自分の知識に変えていく必要があります。

すでに、勉強についていけなくなっている場合は、復習が億劫になってどんどんついていけなくて遅れていくという負のスパイラルにはまってしまいます。

また、家でしっかり復習時間が取れないことはスケジュールの問題とも絡みます。

なぜ、塾の授業の復習の時間が取れないのか?気が乗らないのか物理的に時間が取れないのか?

それによって、対処方法は変わります。

勉強に対して受け身

よく、塾に通えば学力が上がり成績も上がると考えられがちですが、塾に通うだけでそれは絶対にあり得ません。塾の授業を受けるだけでできるようにはならないことは今しがた述べた通りです。

塾はあくまでも学習内容・手段を提供してくれる存在であって、やらなければならないのは子ども自身です。

ですから、できるようになりたい・わかるようになりたいという積極的な態度が必要なんです。

そうすれば、わからない問題を放置したり、授業の復習を怠ることは無いはずです。

塾(クラス)と本人のレベルの不一致

集団指導の塾は、学校よりも進度が進んでいる場合が多いです。

さらに、塾内でクラス分けがされていることもあります。

そもそも、学校の進度よりも進んだ授業スタイルが子どもに合っているのか?が問題です。

学校の授業についていけない子は、集団指導の塾にもついていけないことはよく知られています。

学校の授業についていかせたいからと、集団塾に入れることは実は逆効果なのです。

塾のフォロー不足

集団指導の塾であっても、授業後等個別に質問に答える時間は設けているはずです。

ですから、そこで先ほどの「わからない」を解消するのですが、その時間だけで解消できないこともあるでしょう。

その場合に、そのまま放っておいてしまう塾はフォロー不足です。

先ほども述べたように、「わからない」はわかるようになるまで、トコトン向き合うべきなのです。

塾が勉強の場でなくなっている

集団指導の塾は人数も多く、同じ志を持ったライバル同士が集まるため、子どもたちにとってはいい刺激のある環境だといえます。

他方で、集まりの場のようになってしまうことも否めません。

塾は勉強の場であって、学習面においてお互いに向上心が持てれば良いですが、そのメリハリ・切り替えを上手にコントロールできない塾もあります。

一口に塾についていけないといっても、原因はいろいろありましたね。

では、次は、塾についていけない場合の対処法を考えていきましょう。

塾についていけない場合どうする?対処法を紹介!

塾についていけない場合の対処法は、ついていけない原因ごとに異なります。

先ほどの塾についていけない理由・原因を大きく二つに分けると、

  • 本人の問題⇒本人が変わる
  • 塾の問題⇒塾を変える

に分けられると思います。

そこで、ここでは、この枠組みに沿って対処法を考えていきたいと思います。

本人の問題⇒本人が変わる

先ほどの塾についていけない理由・原因の前半4つは、どちらかというと本人の問題でした。

  • 「わからない」を放置している
  • スケジュールが多忙
  • 塾の授業の復習をしていない
  • 勉強に対して受け身

ですから、この反対の行動をとるようにすれば良いのです。

  • 「わからない」を放置しない
  • スケジュールを見直す
  • 塾の授業の復習をする
  • 勉強に対して積極的になる

確かに読めば簡単ですが、実は、集団指導の塾にすでについていけなくなっている場合は、自力で挽回するのがもはや困難になっている場合が多くあります。

おっしゃることは理解しますが、こうなってしまうともはや集団指導の授業に座っている時間がもったいないですね。

また、集団指導が向いておらず、個別指導が向いている子というのは必ずいるものです。

塾の問題⇒塾を変える

  • 塾(クラス)と本人のレベルの不一致
  • 塾のフォロー不足
  • 塾が勉強の場でなくなっている

集団指導にこだわるのであれば、

  • 集団指導の他塾へ転塾
  • 塾内クラスを下げる
  • 集団指導の塾と個別指導の塾を併用する

等の対処法があります。

ただし、先ほども申し上げたように、本質的に集団指導よりも個別指導の方が合う子はいますので、どちらが向いているのか、きちんと見極めてあげないといけません。

以上、塾についていけない場合の対処法は、ついていけない原因ごとに異なりました。

では、塾についていけない場合、実際にはみなさんどうされているのでしょうか。実際の声・対処法をご紹介しましょう。

塾についていけない場合の実際の声・対処法をご紹介します!

塾についていけない場合、みなさんは実際にどう対処されているのでしょうか。

本人が変わるパターン

本人の勉強に対する意識、やり方を変えたパターンです。

集団指導の塾と個別指導の塾の併用パターン

次に、多く見られたのが集団指導と個別指導の併用ですね。

個別指導の塾へ転塾したパターン

最後は、個別指導の塾に転塾したパターンです。いちばん多く見受けられました。

やはり、その子によって指導方法の合う合わないはあると言えます。子どもにとって合う指導形態を見極めてあげることが大切ですね。

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