様々な事情から、通っている塾を辞めることは少なくありません。
そんなとき、塾を退会する旨を塾へ伝えないといけませんよね。
塾によっては、所定の退会届を書いてくれと言うところもあります。
口頭で伝えるときも、退会届を提出するときも、退会理由を併せて聞かれることがあります。
本音のまま伝えていいのだろうか?他の人はどんなふうに退会理由を書いているのか?気になりますよね。
そこで、ここでは、塾の退会理由について、具体的な理由や例文・伝え方等を詳しく見ていきたいと思います。
塾を退会する人の退会理由とは?
塾を退会する人の退会理由を考えて挙げてみましょう。
- 成績が上がらないから
- 子どものやる気が出ないから
- 他塾へ転塾したいから
- 自分で勉強したいという子どもの希望から
- 他の習い事を優先したいから
- 部活との両立が難しくなったから
- 先生と合わないから
- 塾の環境に不満があるから
- 友人など人間関係のトラブルから
- 通うには距離があるから
- 離婚による引越しなど家庭の事情
- 塾代が払えなくなったから
- 受験が終わったから
- 体調不良で通うのが難しくなったから
などなど、退会理由は多岐にわたるので、書き出し始めたらキリが無いですよね。
しかも、先生と合わないとか成績が上がらないというのは、少し言いづらい退会理由もあるため、できればあまり角が立たない表現で伝えたいですよね。
お仕事終了!! これから退塾の手続き。とっても親身になってくれていい先生なのに娘曰く『塾長キモい。生理的に無理。』退塾理由、なんて言えばいいかしら(^_^;)
— ⋆。˚✩ (@erixjun) May 24, 2013
5年前、中3の女の子が突然塾をやめた。原因は不明。成績も良かった。私に落ち度がなかったか煩悶し、彼女の退塾理由は謎のまま残っていた。ようやく1年前、彼女は同級生の男子塾生に告白したが振られ、塾にいるのが気まずくなって辞めたという真相を、振った男子塾生当人から聞いた。
— 猫ギター (@nekoguitar) January 6, 2015
以上、塾を退会する人の退会理由を挙げてみました。
個人的には、退会理由は率直に伝えても良いのではないかとも思いますが、中には、穏便に当たり障りなく済ませたいと考える保護者の方も多いと思います。
次は、退会理由の例文を考えてみましたので、ご紹介したいと思います。
塾に退会理由を伝えるとき、何て伝えたらいい?例文を紹介!
先ほどの退会理由は、以下の理由に集約できると思います。退会理由の例文を見ていきましょう。
※(番号)は先ほどの塾を退会したい人の退会理由を指します。
- 勉強方法を変えたい(1.2.3.4.)
- 部活や他の習い事を優先したい(5.6.)
- 塾の環境が合わない(7.8.9.10.)
- 家庭の事情(11.12.)
- 本人の事情(13.14.)
それぞれ具体的に見ていきましょう。
勉強方法を変えたい(1.2.3.4.)
- 成績が上がらないから
- 子どものやる気が出ないから
- 他塾へ転塾したいから
- 自分で勉強したいという子どもの希望から
これらどれも、勉強方法を変えたいという理由に集約できますが、ストレートには伝えにくいこともありますね。
部活や他の習い事を優先したい(5.6.)
- 他の習い事を優先したいから
- 部活との両立が難しくなったから
こういう理由であれば、率直に伝えても問題ないと思います。
塾の環境が合わない(7.8.9.10.)
- 先生と合わないから
- 塾の環境に不満があるから
- 友人など人間関係のトラブルから
- 通うには距離があるから
こちらも、内容によってはストレートには伝えにくいものもあると思います。要望は伝えたものの、改善が見られなかった場合の退会理由と考えてください。
塾を辞めたことがある人
退塾理由— みー (@jupiterminervak) June 22, 2022
家庭の事情(11.12.)
- 離婚による引越しなど家庭の事情
- 塾代が払えなくなったから
これも言いにくい反面、信頼できる先生であれば率直に伝えるのも手だと思います。
本人の事情(13.14.)
- 受験が終わったから
- 体調不良で通うのが難しくなったから
これも、事情によっては言いにくいかもしれませんね。
退会理由の例文を見てきました。そのまま使うことは難しいかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。
最後に、塾に退会理由を伝える伝え方についてご紹介しようと思います。
塾に退会理由を伝える伝え方とは?
塾に退会理由を伝える伝え方には、以下の方法があります。
- 電話
- 退会届
電話
保護者の方にとって、最も手っ取り早く時間の拘束がない伝え方は電話ではないでしょうか。
退会の申し出を電話ですると、おそらくいったんは引き留めに合うかもしれません。
例えば、不満を改善できる打開策や提案を言われるかもしれません。
それを聞いて退会を思いとどまる方は少ないと思います。なぜなら、通塾を前提に、改善してほしいことがある場合は先に相談されているはずですからね。
退会を考え、申し出ている時点で決意は固いはずですから、電話ではっきりと退会の意思を示すようにしましょう。
退会理由を聞かれますから、うまく言えそうにない場合は先ほど紹介した例文を参考にしてくださいね。
退会届
塾によっては、退会届を書いてほしいと言われることもあると思います。
@ring_011 うちの長男も先月塾を辞めました。理由は聞かれ、退塾届にも理由欄がありましたが「授業のレベルが本人の実力より高いため」と当たり障りないことを書いたら突っ込まれずに終わりました。本当は担任がコロコロ替わり指導方針にバラツキがあったのが難だったんですがね(^^;;
— やんつぅ (@yangzi1008) January 3, 2016
大手塾ほどその傾向があり、会議で退会数を報告したり退会理由から退会を防ぐ策を話し合います。
退塾でたぁ。講師が生徒に余計なこと言ったのが原因。。これも、私の責任になるんだだもん。次の会議で、突っ込まれるぅ。。。
— F.MATSUOKA (@Doremi710) February 12, 2013
私が大手塾にいた時、嫌だったのが会議。生徒数増やしましょう、退塾防ぎましょうという上からのお達しを、教室長が延々と指示する。どうせ会議するなら、あの子はどう伸ばすとか、もっと生徒ファーストの会議がいい。あの会議がイヤで個人塾開いたようなもの。
— 猫ギター (@nekoguitar) November 20, 2019
いずれの手段にしろ、退会の申し出は少なくとも1か月前に申し出るのが吉です。契約書に書いてあるはずですから、確認しましょう。