塾の退会理由は何て伝える?具体的な例文の書き方や伝え方をご紹介!

様々な事情から、通っている塾を辞めることは少なくありません。

そんなとき、塾を退会する旨を塾へ伝えないといけませんよね。

塾によっては、所定の退会届を書いてくれと言うところもあります。

口頭で伝えるときも、退会届を提出するときも、退会理由を併せて聞かれることがあります。

本音のまま伝えていいのだろうか?他の人はどんなふうに退会理由を書いているのか?気になりますよね。

そこで、ここでは、塾の退会理由について、具体的な理由や例文・伝え方等を詳しく見ていきたいと思います。

塾を退会する人の退会理由とは?

塾を退会する人の退会理由を考えて挙げてみましょう。

  1. 成績が上がらないから
  2. 子どものやる気が出ないから
  3. 他塾へ転塾したいから
  4. 自分で勉強したいという子どもの希望から
  5. 他の習い事を優先したいから
  6. 部活との両立が難しくなったから
  7. 先生と合わないから
  8. 塾の環境に不満があるから
  9. 友人など人間関係のトラブルから
  10. 通うには距離があるから
  11. 離婚による引越しなど家庭の事情
  12. 塾代が払えなくなったから
  13. 受験が終わったから
  14. 体調不良で通うのが難しくなったから

などなど、退会理由は多岐にわたるので、書き出し始めたらキリが無いですよね。

しかも、先生と合わないとか成績が上がらないというのは、少し言いづらい退会理由もあるため、できればあまり角が立たない表現で伝えたいですよね。

以上、塾を退会する人の退会理由を挙げてみました。

個人的には、退会理由は率直に伝えても良いのではないかとも思いますが、中には、穏便に当たり障りなく済ませたいと考える保護者の方も多いと思います。

次は、退会理由の例文を考えてみましたので、ご紹介したいと思います。

塾に退会理由を伝えるとき、何て伝えたらいい?例文を紹介!

先ほどの退会理由は、以下の理由に集約できると思います。退会理由の例文を見ていきましょう。

※(番号)は先ほどの塾を退会したい人の退会理由を指します。

  • 勉強方法を変えたい(1.2.3.4.)
  • 部活や他の習い事を優先したい(5.6.)
  • 塾の環境が合わない(7.8.9.10.)
  • 家庭の事情(11.12.)
  • 本人の事情(13.14.)

それぞれ具体的に見ていきましょう。

勉強方法を変えたい(1.2.3.4.)

  • 成績が上がらないから
  • 子どものやる気が出ないから
  • 他塾へ転塾したいから
  • 自分で勉強したいという子どもの希望から

これらどれも、勉強方法を変えたいという理由に集約できますが、ストレートには伝えにくいこともありますね。

なかなか思うように勉強が出来ないようで、一度勉強の方法を変えてみようと言うことになりました。子どもとも相談し、一度塾を辞めようと思います。
私たち親としてはそちらで何とか頑張らせたかったのですが、本人がどうしても現状、勉強のやる気が起きないようで、いったん勉強方法を含め見直すこととしましたので、退塾させていただきます。
そちらでお世話になってから、勉強のやり方がわかったと子どもも喜んでおります。本人が、一度自分の力で勉強したいと言い始め、親としては本人の意思を尊重しようかということになりました。もし、また子どもがお世話になりたいと言いました際にはどうぞよろしくお願いいたします。

部活や他の習い事を優先したい(5.6.)

  • 他の習い事を優先したいから
  • 部活との両立が難しくなったから

こういう理由であれば、率直に伝えても問題ないと思います。

音楽教室に通う時間を確保したいということで、残念ですが、塾を退会させていただきたいと思います。吹奏楽部の推薦入試も真剣に考え始めているようで、本人の意思が大変固く、親としても応援しようということになりました。大変お世話になりました。
2年生になり本格的に部活が忙しくなってきたようで、体力的にも塾との両立が難しいと家でも悩んでいるようです。親としては、塾はせめて続けてほしいと思ったのですが、どうしてもということで退会させていただこうと思います。

塾の環境が合わない(7.8.9.10.)

  • 先生と合わないから
  • 塾の環境に不満があるから
  • 友人など人間関係のトラブルから
  • 通うには距離があるから

こちらも、内容によってはストレートには伝えにくいものもあると思います。要望は伝えたものの、改善が見られなかった場合の退会理由と考えてください。

最初は張り切って通っていたのですが、どうも塾の環境に本人的になじめないようで・・・親としては塾長先生はじめ、とても親身になっていただきましたので何とか通ってほしいのですが、申し訳ありませんが退会させてください。
塾自体に不満があるというよりも、塾での友人関係が色々あるようで、勉強に集中できないでいるようです。先生方も色々と気を使ってくださって感謝しておりますが、退会を考えております。
距離があることは初めからわかっての入塾でしたが、実際通うとなると大変さが身に染みたようです。親が送り迎えをできれば良いのですが、なかなか難しく、退会させていただきたいと思います。
実際に、環境を変えたいという退会理由は多いようです。

家庭の事情(11.12.)

  • 離婚による引越しなど家庭の事情
  • 塾代が払えなくなったから

これも言いにくい反面、信頼できる先生であれば率直に伝えるのも手だと思います。

実は、親の都合により引越しをすることになりました。引越し先が遠くなるため、どうしても通うことができません。子どもはすごく気に入って通っていたので、大変心苦しいのですがどうしようもなく、この決断に至りました。これまで、どうもありがとうございました。
この度、家庭の事情により、塾を辞めることとなりました。突然のことで申し訳ありませんが、ご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。これまでお世話になりまして、本当にありがとうございました。

本人の事情(13.14.)

  • 受験が終わったから
  • 体調不良で通うのが難しくなったから

これも、事情によっては言いにくいかもしれませんね。

この度、受験の合格まで導いてくださり、どうもありがとうございました。継続して通塾するか悩みましたが、教えていただいたことを生かして自分でやってみたいと本人が申しております。もし、またつまずくことがあったらお世話になりますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
受験のストレスからか、よく体の不調を言うようになりました。様子見が必要かなと、夫婦でも話しておりまして、いったん退会の手続きを取らせていただこうと思います。

退会理由の例文を見てきました。そのまま使うことは難しいかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。

最後に、塾に退会理由を伝える伝え方についてご紹介しようと思います。

塾に退会理由を伝える伝え方とは?

塾に退会理由を伝える伝え方には、以下の方法があります。

  • 電話
  • 退会届

電話

保護者の方にとって、最も手っ取り早く時間の拘束がない伝え方は電話ではないでしょうか。

退会の申し出を電話ですると、おそらくいったんは引き留めに合うかもしれません。

例えば、不満を改善できる打開策や提案を言われるかもしれません。

それを聞いて退会を思いとどまる方は少ないと思います。なぜなら、通塾を前提に、改善してほしいことがある場合は先に相談されているはずですからね。

退会を考え、申し出ている時点で決意は固いはずですから、電話ではっきりと退会の意思を示すようにしましょう。

退会理由を聞かれますから、うまく言えそうにない場合は先ほど紹介した例文を参考にしてくださいね。

退会届

塾によっては、退会届を書いてほしいと言われることもあると思います。

大手塾ほどその傾向があり、会議で退会数を報告したり退会理由から退会を防ぐ策を話し合います。

いずれの手段にしろ、退会の申し出は少なくとも1か月前に申し出るのが吉です。契約書に書いてあるはずですから、確認しましょう。

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