塾通いが当たり前となっている今、塾に通っている人は多いと思います。
塾に通っている理由は人それぞれですが、ほとんどの人は成績を上げたいからですよね。
でも、塾に通っている子どもたちの中には、実は塾に行きたくないと思っている子もいるわけです。
そんな子どもたちは、とりあえず親に言われるまま入塾したけれど、「塾、めんどくさいなぁ」とぼやいているのです。
そこで、ここでは、子どもたちがどうして塾をめんどくさいと思うのか?その理由やとり得る対処法について考えてみたいと思いましす。
塾がめんどくさいと思うのはなぜ?
塾がめんどくさいと思う最大の理由は、勉強がおもしろくない・つまらないからです。
めんどくさいを辞書で引いてみるとこうあります。
手間や困難さを考えて気が進まない。面倒である。億劫だ。(実用日本語表現辞典より)
塾がめんどくさいという表現を使うときは、塾に「行くこと」がめんどくさいこともあると思います。
例えば、自宅から塾までの距離が遠いとか、学校からの帰り道にないとか。
けれども、よく言う「塾がめんどくさい」の表現は、塾に「行くこと」自体がめんどくさいのではないことが多いように思います。
つまり、塾の「内容や中身」に対してめんどくさいと思っているのでしょう。
したがって、「勉強に対して」気が進まなくて、億劫の意味が強いのかなと思います。
そして、勉強に対して気が進まなくて、億劫になる最大の理由は、勉強がおもしろくない・つまらないからなのです。
勉強がおもしろくない・つまらないって?
勉強がおもしろくない・つまらないと思うパターンには2つあります。
- 勉強が簡単すぎる
- 勉強が難しくてついていけていない
勉強が簡単すぎる
塾でのレベルや内容が簡単すぎると、おもしろくないなと思うことがあります。
けれども、塾がめんどくさいと感じるほとんどの場合は、勉強が簡単すぎるからではなく次に紹介する勉強についていけていないパターンだと思います。
勉強が難しくてついていけていない
勉強についていけなくなることの理由として、勉強が難しい場合があります。
けれども実際には、塾で扱われてる内容がべらぼうに難しいわけではなく、子どもたち自身がついていけなくなってしまっている場合がほとんどです。
塾の授業内容がさっぱり理解できないと、「塾に来ててもつまんないぁ」と考えてしまいます。
それが積み重なると、「塾めんどくさいな」となってしまうのです。
塾がめんどくさいと思う最大の理由は、勉強がおもしろくない・つまらないからです。
では、塾がめんどくさいときどうすれば良いのでしょう?何か対処法はあるのでしょうか?
塾がめんどくさいときどうすれば良い?対処法は?
塾がめんどくさいときの対処法を考えてみましょう。
塾がめんどくさいと思う最大の理由は、勉強がおもしろくない・つまらないからでしたよね。
とうことは、勉強をおもしろい・楽しいと思えればいいわけです。
塾の内容についていけなくなってしまったために、勉強自体に対して気が進まない、億劫だと思っているのでこれを解消することができれば、勉強がおもしろいと思えるようになります。
ただ、これには少し時間がかかるんですよね。
それに、子ども自身の努力や根気よく継続する力も必要になります。
それでも、塾の勉強についていけるようになったことを思うなら試してみる価値はあると思いますよ。
具体的には、
- わからなくなってしまっている箇所を見つけ出す
- 自分で復習をしてみる
- 先生に質問する
- わからないところを無くす
わからないことがわかるようになったり、自分で解決できるというのは、一種の達成感です。
勉強が楽しいと思えるようになるにはこの達成感の蓄積が必要不可欠なのです。
小さな小さなスモールステップで構いません。
ただ、もう塾めんどくさい!となってしまっている場合は、一人で対処するのは難しいかもしれません。
せっかく塾に行っているのですから、塾の先生をトコトン利用しましょう!
具体的な質問ができるのがベストですが、勉強に気が進まなくて困っているという相談でも良いでしょう。
とにかく何かアクションを起こさないとずっと変わらないですよ。
以上、塾がめんどくさいときの対処法を考えてみました。
どうでしょう、その対処法がめんどくさいと思いましたか?
ここまで読んでくれたということはあなたには変わりたいという意思があるのでは、とも考えられますが、それでもめんどくさいと思ってしまうなら、他の対処法を見つけるしかないですね。
こちらの記事では、塾に行きたくない時に行きたいと思える方法について解説しています。ぜひ読んでみてくださいね。
それでもやっぱり塾がめんどくさい場合には、いっそその塾を辞めてしまうことも考えましょう。
塾がめんどくさいならいっそ辞めるのも一つの手段!
塾がめんどくさくて対処法もめんどくさいなら、いっそ辞めるのも一つの手段かと思います。
塾はボランティアではありませんから、毎月いくらかの費用が掛かっています。
長年教育に携わってきた経験から、子ども自身にやる気や意欲がない場合、成績が上がることはまずありえません。
めんどくさいだのだるいだの言ってサボっているうちはその子の成績は上がらないのです。
子どもの中には「塾はめんどくさいけど、行かなきゃだから行く。」と、自分を律しながら頑張ってる子もいっぱいいます。
これから、塾行ってくるにゃ!!
めんどくさいけど、頑張るにゃ!
ฅ^•ω•^ฅニャー— ルイルイฅ^•ω•^ฅ【永遠の猫化】 (@ruirui_desu) June 6, 2022
塾行くのめんどくさいけど行かなきゃだ~
— (@AqkM90itxbeM2Sg) March 28, 2023
けれども、塾がめんどくさくて、休んでしまうとかほとんど通えていないような場合や行っても何も身についていないような場合には辞めることも検討しましょう。
塾に行かないとダメなわけではないですし、塾以外にも勉強をする方法はあります。
ただし、どんなやり方だったとしても、必ず子ども自身が頑張れて、子どもに合う方法でなければいけません。