高校受験に受かる確率はどれくらい?模試の志望校合格判定の考え方も

高校受験

受験勉強をしていると、こんなに頑張っているけどほんとに高校受験に受かるのかなぁと不安になることがありますよね。

受験勉強の中でも模試受験は高校受験を控えた受験生にとっては必須です。

模試結果である志望校合格判定は合格可能性を示してくれるので一喜一憂する材料になっていると思います。

では実際、高校受験に受かる確率はどのくらいなのでしょうか?

そこで、ここでは、実際の高校受験に受かる確率や模試の志望校合格判定について考えてみたいと思います。

実際の高校受験に受かる確率ってどれくらい?

実際の高校受験に受かる確率について調べてみました。

3000人を超える高校受験経験者に「高校受験結果とその後の進路」を尋ねた研究データがあります。

その結果、約78.5%が「第一志望に合格し、進学した」と回答し、約20.5%が「第一志望以外に合格し、進学した」と回答したそうです。

そして、残りの約1%の中に「第一志望以外に合格したが、進学しなかった」「受験はしたが合格しなかったので、進学しなかった」という回答が含まれるそうです。

そうであれば、大きなくくりで高校受験に受かる確率と言えばは99%以上ということになりますよね。

そして、第一志望に受かる確率と絞ったとしても、8割弱の受験生が第一志望に合格しているのです。

これには、高校受験ならではの事情があります。

高校受験では必ず進路指導が入る

もちろん中学受験や大学受験でも進路指導はありますが、高校受験は「受からせる」指導が入ります。

仮に中学受験で不合格になっても公立中学校には進学できますし、大学受験では浪人することは全くめずらしいことではありません。

けれども、高校受験となると、進学しないとか浪人するという選択肢をとることは本当に少ないんですよね。

ですから、受かる高校を受けるようにするための進路指導が入るわけです。

実際の高校受験に受かる確率について調べたものをご紹介しました。

次に、高校受験の際の模試の志望校合格判定について知っておきましょう。

高校受験の際の模試の志望校合格判定について知っておこう!

高校受験の際の模試の志望校合格判定についてお伝えしようと思います。

志望校合格判定の考え方

高校受験における模試の合格判定基準が5段階の場合、合格可能性は一般的には以下のように考えられています。

  • A判定:合格可能性80%以上
  • B判定:合格可能性60%程度
  • C判定:合格可能性50%程度
  • D判定:合格可能性30%程度
  • E判定:合格可能性20%以下

例えば、C判定をとると「合格判定50%だから、2回受けて1回受かるということかぁ。」と考える受験生が多いのですが、実はそうではないのです。

「合格判定50%とは、その成績を取った生徒の2人に1人が受かる」という意味なんです。

ですから、合格判定50%くらいならば、テストによって大幅に結果が入れかわると言われているんです。

志望校合格判定は未来予測

高校受験の模試の志望校合格判定はこれまでの膨大な蓄積データをもとに作成されているので、信頼度は高いです。

しかし、あくまでも「このままのペースで勉強しているとこの程度の合格率」という未来予測にしか過ぎません。

高校受験の際の模試の志望校合格判定についてお伝えしました。

では、最後に、模試の志望校合格判定が絶対ではないという証拠事例をご紹介しましょう。

模試の志望校合格判定は絶対ではない!事例を紹介

模試の志望校合格判定が絶対ではないという証拠事例をご紹介します。

高校受験の模試の志望校合格判定は志望校決定の参考になりますし、目安にして受験勉強に励むと良いと思います。

けれども、模試がゴールではないはずです。高校受験というゴールに向かって、走り続けてほしいと思います。

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