高校受験で県外から出願できるのはどんな場合?パターン別にご紹介!

高校受験

公立高校を受験しようとするとき、たいていは在住都道府県の公立高校が志望校になりますよね。

では、在住都道府県から県外の高校を受験することはできるのでしょうか?

従来の高校受験の原則的な考え方は、在住都道府県の公立高校への進学が想定されていましたし現在もその原則は変わっていません。

しかし、昨今、県外からも受験を認める高校が増えているようです。

そこで、ここでは、高校受験において県外受験できる場合はどんな場合なのかについて、見ていきたいと思います。

高校受験において県外受験できるパターン①!保護者と転居する場合

 

高校受験において県外受験できるパターンの1つ目は、保護者と転居する場合です。

多くの都道府県が、保護者とともに移住する場合のみ、公立高校への受験を認めています。

親戚(祖父母)の家から通う場合や、生徒のみの移住の場合には、受験を認めていません。

この制度を利用して県外受験されるのは、ご両親の仕事が転勤族で、という場合が多いようです。

保護者の転居もいらない場合

しかし、中には対応の異なる県もあります。

例えば、香川県では、「せとうち留学」という制度を導入。すべての公立高校で、全国から生徒を募集しているそうです。

以上、高校受験において県外受験できるパターンの1つ目は、保護者と転居する場合でした。

次に、高校受験において県外受験できるパターン2つ目を紹介しましょう。

高校受験において県外受験できるパターン②!他県からの受験を高校が認めている場合

高校受験において県外受験できるパターンの2つ目は、他県からの受験を高校が認めている場合です。

都道府県内すべての公立高校ではなく、一部の高校について、一定の条件を付したうえで県外受験を認めている高校は、実は結構あります。

文部科学省発表の『公立高等学校入学者選抜における県外からの募集実施状況』によれば、47都道府県中、一部の高校について県外受験を認めているのはなんと32道県です。

詳細を見てみると、秋田県のように前期選抜はすべての高校で実施するところもあります。

けれども、基本的には、水産、環境、建築、福祉、音楽、スポーツ等、専門性の高い学科・コースでの募集が目立ちますね。

なお、最新の情報や詳細については、各都道府県教育委員会に確認してくださいね。

以上、高校受験において県外受験できるパターンの2つ目は、他県からの受験を高校が認めている場合でした。

次に、高校受験において県外受験できるパターン3つ目を紹介しましょう。

高校受験において県外受験できるパターン③!隣接県からの越境特例がある場合

高校受験において県外受験できるパターンの3つ目は、隣接県からの越境特例がある場合です。

例えば、パターンの2つ目で見た、他県からの受験を高校が認めている都道府県に、大阪府は含まれていません。

しかし、大阪府では、隣接する府県から一定の条件を付して県外受験を認めています。

一定の条件とはすなわち、地形や交通事情の関係で通学が困難な場合や志願する学科が設置されていない場合等です。

他の例であれば、千葉県・茨城県・埼玉県のように、違う県でも隣接する学区であれば県内受験と同様に出願が可能な地域もあります。

以上、高校受験において県外受験できるパターンの3つ目は、隣接県からの越境特例がある場合でした。

最後に、高校受験において県外受験できるパターンの4つ目を紹介します。

高校受験において県外受験できるパターン④!私立高校を受験する場合

高校受験において県外受験できるパターンの4つ目は、私立高校を受験する場合です。

私立高校の場合は、通学可能であれば、都道府県を気にせず受験することができます。

また、自宅からの通学が距離的に困難である場合には、両親から離れて暮らすことも可能です。

他にも、親戚が学校のある都道府県にいる場合は、その親戚の家から通学することも可能です。

私立高校によっては、全国からの受け入れを想定して、寮やアパートを併設している高校もあります。

ですから、私立高校の場合は、全国どこからでも県外受験を認める高校がほとんどです。

気になる私立高校がある場合は、高校のホームページを調べてみましょう。

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