週に何度も家庭教師に来てもらっているのに、成績上がらない!
高い月謝を払って家庭教師をつけているのに、成績が下がる一方!
うちの子には家庭教師が向いていないのかしら。
塾へ通わせた方が、うちの子には向いているのかも。
親の立場としては、なんとか子どもの成績上げたいと思って、試行錯誤されていますよね。
実は、家庭教師に来てもらっても意味ない場合があるんです。
そこで、ここでは、家庭教師に来てもらっても成績上がらない&意味ない場合とはどんな場合なのか、詳しく見ていきたいと思います。
家庭教師に来てもらっても成績上がらない&意味ない場合とは?
家庭教師に来てもらっても成績上がらない&意味ない原因を3つに分けて考えます。
- 子どもに原因がある場合
- 親に原因がある場合
- 家庭教師に原因がある場合
それぞれ順番に見ていきましょう。
子どもに原因がある場合
- やる気・興味がない
- 勉強の目標が不明確
- 家庭教師が来ることに満足している
- 勉強時間が増えない
やる気・興味がない
学習において最も重要なことは、子ども本人の勉強に対するやる気・興味です。
どんなに優秀な家庭教師をつけようが、どんなに良質な学習環境を与えようが、本人のやる気がなければどうしようもありません。
勉強の目標が不明確
やる気・興味が湧かないことともリンクするのですが、勉強を継続するには目標・ゴールを設定する必要があります。
何のために勉強しているのかがはっきりしていれば、やる気や興味も湧いてきます。
家庭教師が来ることに満足している
家庭教師に来てもらうことで、「勉強してる感」を感じて満足してしまう子は多いです。
これは家庭教師に限りません。塾へ入って勉強した気になる子、参考書をそろえて勉強した気になる子。
どれも、実際の学習には結びついていないので成績が上がらないのです。
勉強時間が増えない
家庭教師をつけようが、塾に通おうが、勉強時間が増えないと成績は絶対に上がりません。
家庭教師をつけたとして、家庭教師の先生と一緒に勉強する時間は、たとえ週に複数回お願いしていたとしても、数時間です。
それ以外に自分で勉強する時間を確保し、勉強時間を増やす必要があります。
親に原因がある場合
- 家庭教師をつけたことで安心している
- 学習に集中できる環境が整っていない
- 子どもの気持ちを無視して家庭教師をつけている
家庭教師をつけたことで安心している
先ほどの、家庭教師に来てもらうことで、「勉強してる感」を感じて満足してしまう子と似たような感覚です。
親としては、マンツーマンでみてもらえる家庭教師をつけたら安心しますよね。
けれども、どんなに優秀な家庭教師をつけたとしても、親のサポートは必要不可欠なんですよ。
学習に集中できる環境が整っていない
普段、リビングで勉強したり兄弟部屋で勉強していたとしても、家庭教師が来るときは別に部屋を用意した方が良いですね。
実は、大学生の時家庭教師に行った家が、兄弟部屋でした。
担当生徒のお兄さんが同室にいて、途中でそのお兄さんの家庭教師が入ってきたときは驚きました。
正直言ってこれは家庭教師にとってはかなりやりにくく、生徒本人たちも気が散ると思います。
子どもの気持ちを無視して家庭教師をつけている
これも実はありがちです。
親としては、マンツーマンでみてもらえる家庭教師は学費もかかるし、それだけ効果のある学習手段のように思えますよね。
けれども、子どもたちみんなに合う万能手段だというわけでもないのです。
何より、子どもにやる気があって、家庭教師と一緒に学びたいという意欲がなければ、どんな家庭教師を探し出してお願いしても徒労に終わるのです。
家庭教師に原因がある場合
- 家庭教師としての能力を欠いている
- 子どもとの相性が合わない
家庭教師としての能力を欠いている
家庭教師としての経験が未熟である場合もありますが、そもそも個人の能力として家庭教師が向いていない人も中にはいます。
例えば、
- 宿題の適量がわからない
- 態度が非常識
- 仕事への責任感のなさ
- 声掛けに対する配慮
- リフレッシュ・雑談の取り入れ方
- 生徒がやる気の出る接し方
この辺りは、もちろん経験を通じて習得することもできますが、逆にいうと、こういったことを考えてあげられない人は家庭教師には向いていないのかなと思います。
子どもとの相性が合わない
世の中には相性の合う人・合わない人どちらもいますよね。
人と人との関係ですから生徒と家庭教師であったとしても同じです。
相性があんまりだなと思うのに、我慢して続けていても成績は上がらず意味ないですからね。
以上、家庭教師に来てもらっても成績上がらない&意味ない原因を3つに分けて考えてみました。
それでは、子ども・親・家庭教師それぞれの原因に対する対処法を見ていきましょう。
子どもに原因がある場合の対処法!
子どもに原因がある場合の対処法はやる気と学習習慣です。
やる気のない子どもの多くが、勉強を楽しいと思えていないと思います。
ですから、やる気を出すには、勉強が楽しいと少しでも思えないと難しいです。
勉強には暗記もあれば演習もありますが、見てるだけ・わからない・解けないばかりだとまったく楽しくありません。
ですから、問題を手を動かして解いてみて正解だったという小さな体験を継続することで、少しずつ「勉強楽しいかも。わかってきたかも。」という感覚を知ってほしいと思います。
そうしていくうちに、ちょっと難しい問題にもチャレンジしてみたいという意欲も生まれてきます。
すると今度は目標を作ることができるようになります。
目標があれば、その達成のため継続しようとしますよね。
学習習慣は一朝一夕で身につくものではありませんが、毎日続ければ必ず習慣化できます。
けれども、一歩踏み出せなければ、いつまで経っても習慣は身につきません。
どんな小さなルールでもいいですから、毎日続けてやってみましょう。
以上、子どもに原因がある場合の対処法はやる気と学習習慣でした。
次は、親に原因がある場合の対処法について見ていきましょう。
親に原因がある場合の対処法!
親に原因がある場合の対処法は子どものサポートと子どもの意思尊重です。
家庭教師をつけたとしても、家庭教師のない日にも勉強する習慣をつけさせたり、やる気になれる声掛け等が必要です。
さらに、家庭教師をつけているのに成績があがらず意味ない場合には、子どもに意思を聞いてみてください。
家庭教師なんかいらん。
だるい。うざい。
勝手に決めんな。どーでもえんじゃ— 使いません (@iambaka888) March 14, 2015
「勝手に決めたこと」が、気に入らないのだと思います。
家庭教師の先生うざい
ほんま好きじゃない
塾行きたい
ほんま塾行きたい— 咲樹 (@saki_0056) June 15, 2015
どういう理由で家庭教師ではなく塾に行きたいと言っているのかを聞いてあげる必要がありますね。
以上、親に原因がある場合の対処法は子どものサポートと子どもの意思尊重でした。
次は、家庭教師に原因がある場合の対処法について見ていきましょう。
家庭教師に原因がある場合の対処法!
家庭教師に原因がある場合の対処法は子どもにとって最適な家庭教師探しです。
家庭教師は学習のフォローをはじめ、学力向上を手助けしてくれる存在のはずです。
ですから、出来るだけストレスのないよう我慢せず相性のいい先生を選ぶべきです。
よく「プロ家庭教師」という言葉を耳にしますが、大学生でも全く問題ないと私は思います。
要は、子どもが「勉強面白い!」と思って自主的に取り組んでくれるのがいちばんなのです。
年齢の近さや、共通の話題があることは子どもにとっては大きな信頼感につながります。
「この先生と一緒に勉強したい。」と子どもが言える家庭教師をぜひ探してみましょう。
以上、家庭教師に原因がある場合の対処法は子どもにとって最適な家庭教師探しでした。
最後に、ネット上の実際の家庭教師の声を見てみましょう。
ネット上の実際の家庭教師の声!
やはり、子どものやる気がすべての始まりですね。
正直、親じゃなくて子どもが家庭教師受けたいって思えてなかったら本当に意味ないですよね。こちらとしてもできること少ないです。
— なり子@理科オンライン家庭教師 (@nailco1269) June 27, 2022
意味ないことばっかり、やっているからだよ。
学校も塾も家庭教師も、勉強したくないのに利用してもムダ。頭にはまったく入らない。
仮に、勉強が身に付くほどの興味を、勉強にもてるようになったとしても、膨大で無意味な問題集や課題たちを、ただひたすらに問いていては、なんの意味もない。— ほーすけ 一緒に勉強してみん? 学校苦手な家庭教師です。 (@housuke_study) September 19, 2022
我輩も家庭教師のバイトしてたから、分かるけど、周りが何言っても、家庭教師だの塾だの行かせても意味ないんだよ。とにかく本人が「ヤバイ」って自覚しないと何教えても頭に入らないから。ただ、勉強出来ない子ほど理屈っぽいから、理屈さえ素直になれたらめちゃくちゃ伸びるんだよね。
— 犬神博士 (@yuko111611161) December 12, 2021
本人にやる気がないのに家庭教師や塾行かせても意味ないとは思いますね、つければやる気がでるとは限らないし。
— アシェル(ZAPのまきちゃん) (@01makoto01) July 15, 2020