学校以外で勉強を教えてもらうところはたくさんあります。
中でも家庭教師は、マンツーマンでみてもらえるため、誰にでも合いそうですよね。
そろそろ受験を意識して家庭教師を探そうか?
成績が落ちてきたから、家庭教師をつけようか?
けれども、うちの子、家庭教師が向いている子なのかしら?
そんなお悩みはないでしょうか。
そこで、ここでは、家庭教師が向いている子の特徴について、お話したいと思います。
家庭教師は誰にでも合うわけではない!?
実は、家庭教師は誰にでも合う授業スタイルではないのです。
家庭教師は確かに、マンツーマン授業のため誰にでも合いそうな授業スタイルと思われがちです。
ですが、実は、家庭教師より集団塾の方が向いている子がいるんです。
例えば、競争のある環境で勉強したい子はライバルの多くいる集団塾の方が向いているんですよ。
息子は1人でこつこつより、集団塾とかのほうが向いてるタイプ。仲間やライバルや先生から良い影響受けやすい。娘は集中したくて1番前に座るタイプ。あまり人のこと気にならない。マイペース🙂
— マイ (@maiiiii2) October 5, 2022
2024姉のマイペースぶりにそちらばかり気になるが、2026妹の方をどうするか考えないといけない時期に。
妹の方はライバルがいると燃えるタイプなので集団塾に向いていると思うが、こちらにはそういう環境がない…。— たむすく 2024 (@tamsk_2024) November 21, 2022
ですから、家庭教師は誰にでも合う授業スタイルではないのです。
では、どんな子が家庭教師に向いている子なのでしょうか。3パターンに分けてみていきたいと思います。
家庭教師が向いている子は勉強の取り組み方・やり方がまだ身についていない子!
家庭教師が向いている子1パターン目は、勉強の取り組み方・やり方がまだ身についていない子です。
具体的には、
- 勉強が嫌い・苦手
- 勉強のやり方がわからない
- 学習習慣が身についていない
こういった子は、家庭教師による指導が向いています。
勉強が嫌い・苦手
とにかく、勉強が嫌いで、苦手だという場合は、塾を選んでも行かないでサボってしまう場合があります。
その点、家庭教師は家に来てくれますので、サボることは少ないでしょう。
また、家庭教師はマンツーマンで接することになりますから、いろんな方面から話をすることができます。
勉強のことだけでなく、好きな芸能人やスポーツ・趣味など共通の話題がある先生は生徒から慕われやすいです。
まずは、この家庭教師の先生となら勉強してみようかな、という入り口を開いてあげることが肝要です。
勉強のやり方がわからない
成績が低迷する子の特徴でもありますが、どうやって勉強をするのかがわかっていない子は意外と多いです。
家庭教師であれば、その子に合いそうな勉強のやり方を提示し、その子に合う方法を見つけ出すまで試行錯誤しながら接することができます。
例えば暗記の方法一つとっても、手を動かしてひたすら書く子もいれば、声に出して読みまくる子もいます。
こんなにいろんな方法があるよ、と暗記方法を共有するのも家庭教師のできることです。
その子にとってどの方法が最も効率のいい暗記方法なのかを見極めてあげることも必要ですよね。
学習習慣が身についていない
勉強のやり方がわかっていない子は、学習習慣も身についていない場合が多いです。
よく簡単に学習習慣を身につけましょうと言いますが、物事を習慣化させるのって、そんなに簡単ではないんですよね。
しかも、これまで全くしていなかったことをいきなり「さぁ、やりなさい。」と言われてもおそらくほとんどの子は戸惑い、何をどうすれば良いかわかりません。
ですから、とりあえずは続けられそうな小さな小さなスモールステップを最初に提示し、毎日継続することを身につけさせたうえで、徐々に学習習慣をつけさせます。
数か月という時間がかかりますが、家庭教師が一定のペースで来てくれることは学習習慣定着の第一歩となります。
以上、家庭教師が向いている子は、勉強の取り組み方・やり方がまだ身についていない子でした。
次に、家庭教師が向いている子2パターン目、一人で勉強したい子や時間的な融通を聞いてほしい子について、見ていきます。
家庭教師が向いている子は一人で勉強したい子や時間的な融通を聞いてもらいたい子!
家庭教師が向いている子2パターン目は、一人で勉強したい子や時間的な融通を聞いてほしい子です。
具体的には、
- 一人で勉強がしたい
- 塾の時間に合わせられない
こういった子は、家庭教師による指導が向いています。
一人で勉強がしたい
集団指導塾にしろ個別指導塾にしろ、友達と一緒に通うってよくあることだと思います。
しかし、子どもの性格的に勉強するときは一人が良いという子もいると思います。
そういう子は、友達と一緒に塾へ行くために例えば待ち合わせるとか、一緒に帰るために時間を合わせる等些細なことがストレスになったりもします。
子どもの性格的に勉強するときは一人が向いているな、と思う場合は家庭教師をおすすめします。
塾の時間に合わせられない
学習塾の時間割は決められた曜日・時間があります。
部活やほかの習い事が忙しくて、その塾の時間割に合わせられないという子は、家庭教師が向いています。
家庭教師であれば、先生と相談のうえ、土日や祝日にも対応してもらえますよね。
時間も調整さえできれば融通を聞いてもらえることが多いです。
以上、家庭教師が向いている子2パターン目は、一人で勉強したい子や時間的な融通を聞いてほしい子でした。
最後に、家庭教師が向いている子3パターン目、希望や事情に合わせた授業をしてもらいたい子について、みていきます。
家庭教師が向いている子は希望や事情に合わせた授業をしてもらいたい子!
家庭教師が向いている子3パターン目は、希望や事情に合わせた授業をしてもらいたい子です。
具体的には、
- 超基礎からおさらいしたい
- 自分の苦手をトコトン見てほしい
- 不登校である
こういった子は、家庭教師による指導が向いています。
超基礎からおさらいしたい
成績が上がらない理由は人それぞれですから、どこでつまづいているかも人それぞれです。
ちょっと前にさかのぼって復習すれば大丈夫、くらいなら普段の生活の中で自分で復習したり、塾で質問すれば間に合うかもしれません。
けれども、例えば小学校の計算からやり直さないといけない、とか基礎的な英単語もままならないとか、一人では対応できないほど復習量がある場合は家庭教師が向いています。
また、こういった子は、まずどこから復習すればいいかわからないという状況に陥っている可能性も大いにあり得ます。
ですから、家庭教師の先生にどこまでさかのぼって復習を始めればいいかを見極めてもらう必要もあります。
自分の苦手をトコトン見てほしい
こちらも超基礎から復習する場合と似通うところはあります。
苦手がこの教科だ。この教科を何とかしたいという場合は、家庭教師が向いています。
子どもの学年や単元にもよりますが、苦手だということは、かなりさかのぼって復習しなければいけない可能性もあるからです。
同時進行で進んでいくその学年の勉強もありますから、苦手科目は家庭教師と解消しましょう。
不登校である
不登校であっても、塾なら通えるという子はいます。他方で塾へも通えない子もいます。
家庭教師であれば、家に来てくれますから、家を出にくいという事情は解消できるのではないでしょうか。
もちろん不登校の理由はさまざまですので、子どもの様子を見ながら無理なく取り組ませてあげましょう。
小6次男については、登校しない前提で火曜は家庭教師、水曜は通級などと生活を組み立てている。
決めたことが一定程度はできているし、元気なので、登校しなくても親としてストレスはないし登校刺激もしない。
登校したい日は自分から行く。昨日と今日は行った。
今はこれで十分だと思っている。
— パパ(不登校・発達障害) (@iamafather48) April 11, 2023