通っている塾を辞めることはめずらしいことではありません。
人によって塾を辞める理由は様々ですが、塾を辞める際の連絡をどうするかについて悩む方は多いと思います。
何でもそうですが、始めるのは簡単なのに辞めるのって難しいですよね。
塾を辞める場合には、直接訪問や電話で伝えるのが一般的だと思いますが、最近ではメールで退塾の申し出をされるご家庭も増えています。
直接訪問や電話よりも幾分ハードルが下がるからでしょうね。
けれども、いざメールで送ろうと思ったけれど、なんて書けばいいの?と、例文を探される方も少なくありません。
そこで、ここでは、塾を辞める際にメールで送る例文を、書くときのポイントも併せていくつかご紹介したいと思います。
塾を辞める際のメールを書くときのポイント!
まずは、自分でメールを書きたい方向けに、塾を辞める際のメールを書くときのポイントをまとめます。
塾を辞める際のメールを書くときに、盛り込みたいポイントは以下の3点です。
- 辞める理由
- 辞める時期
- お礼のひと言
辞める理由
まずは辞めることを書かなければいけませんが、辞める理由も併せて書いておくといいでしょう。
その際、率直に書いていいのだろうかとか、逆に率直な理由は書きづらい等あると思います。
言葉に出して話すよりも文字に書き起こすとなると書きにくいですよね。
ここは各々の判断ですが、書きにくい場合は濁しておいても問題ないと思いますし、究極的には辞める理由を書かないことも可能です。
後から例文を書いてみますので、最後までご覧ください。
辞める時期
辞める時期も添えておいた方が良いでしょう。
塾との契約の際に、退塾の申し出をいつまでにするという規約があれば、それを守らなくてはいけません。
無用なトラブルを避けるためにも、辞める時期はメールに明記しておきましょう。
少なくとも1か月前の申し出がベターかと思いますが、塾によって異なりますので契約書を確認しておきましょう。
お礼のひと言
最後には塾へのお礼を述べておきましょう。
どんな理由であれ、ある期間ご縁があったわけですから、その間のお礼のひと言は添えておきましょう。
自分でメールを書きたい方向けに、塾を辞める際のメールを書くときのポイントをまとめました。
それでは、塾を辞める際のメールの例文を実際に見てみましょう。
塾を辞める際のメールの例文をご紹介!
塾を辞める際のメールの例文を実際に見ていきましょう。
まずは、ポイントの3つをすべて含んだ例文です。
□□塾 △△先生
いつもお世話になっております。○○の母です。
突然ですが、この度6月末をもちまして塾を退会させていただこうと思い、ご連絡いたしました。
最初は張り切って通っていたのですが、どうも塾の環境に本人的になじめないようです。
親としてはとても親身になっていただきましたので、何とか通ってほしいのですが、現状ではちょっと難しいのかなという結論に至りました。
いつも気にかけてくださり、△△先生には大変感謝しております。
短い間でしたが、どうもありがとうございました。
○○
□□塾 △△先生
いつも大変お世話になっております。
◇◇中学校2年の○○の母でございます。
本来であれば直接お伺いするところ、都合がつかずメールにて失礼いたします。
6月末をもって、塾を退会させていただきたく、ご連絡差し上げました。
なかなか思うように成績が上がらず、一度勉強方法を見直してみようということになりました。
これまで、△△先生には熱心に指導していただき大変感謝しております。
本当に、ありがとうございました。
○○
□□塾 △△先生
いつもお世話になっております。○○の母、◇◇です。
この度、家庭の事情により、塾を辞めることとなりました。
最終授業は6月の最終週とさせてください。
突然のことで申し訳ありませんが、ご理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。
これまでお世話になりまして、本当にありがとうございました。
◇◇
以上が、塾を辞める際のメールの例文でした。
ところで、塾を辞めるときの連絡がメールなのはマナー違反なのでしょうか?
塾を辞めるときの連絡がメールってマナー違反?
塾を辞めるときの連絡がメールなのはマナー違反だという声もあるにはあります。
カジュアルな退塾が増えてるように思う。メールやLINEで、絵文字やスタンプ使って「今月で辞めます😊」みたいな。ちょっと良くないよね、傾向としては
— げん/塾経営者 (@TASHolyAngel) April 18, 2023
けれども、一方で、気にしないという方もおられます。
あくまで個人的な感覚ですが。
退塾の申し出をメールやLINEで伝えてもらっても私は何とも思いません。
電話じゃなくても全く構いません。私だって何かの契約の解約とかメールで済ませますから。
自分の商売だけ礼儀を要求するのもおかしいな、と。
— Mr.M (@MrM_juku_keiei) December 5, 2022
メールで退塾を申し出ても、実際には退塾届など書類のやり取りがあったりするので、結局塾へ出向くこともあると思います。
個人的には、せめて電話を・・・と思いますが、おそらく時代錯誤になっていくのでしょうね。