高校受験に受かる方法とは?志望校選び・受験計画・過去問を大切に!

高校受験
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中学生にとって中学校生活の締めくくりのイベントと言えば高校受験ですよね。

高校は義務教育ではないものの、今は高校進学は当たり前になっています。

けれども、大学受験と違って高校受験浪人ってあまり聞かないですよね。

ですから、高校受験に失敗しないために、受かる方法を知りたいという人も多いと思います。

そこで、ここでは、高校受験に受かる方法を、志望校選び・受験の計画・過去問の観点から見ていきたいと思います。

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高校受験に受かる方法!志望校選びについて

高校受験に受かるには、志望校選びが大切です。

志望校は以下の点を重視して選びましょう。

  • 本当に行きたい高校
  • 少し高望みするくらいの高校

順番に見ていきましょう。

本当に行きたい高校

志望校を偏差値で選ぶ人は多いですが、偏差値はあくまでも補助的な便宜上の数値です。

高校は、様々なことを3年間経験する学びの場です。

あなたが、本当に3年間を過ごしたい、通いたいと思う高校を志望校にしましょう。

校則の厳しさや、学校行事にどの程度力を入れるのか等、高校によって千差万別です。

そのためには、親子でじっくり調べて、実際に高校へ行ってみるのもおすすめですよ。

少し高望みするくらいの高校

よくあるのが、受験勉強スタート時の学力を参考に志望校を決めてしまうことです。

これは非常にもったいないことなんですよ。

成績は、正しい方法でやる気をもって真摯に向き合えば必ず上がります。

ですから、受験勉強をし始めるタイミングの学力を基準に志望校を決めるのはもったいないです。

志・目標は高く持ちましょう。

以上、高校受験に受かるには、志望校選びが大切だということがわかりました。

では、次に、高校受験に受かるために、受験の計画について見ていきましょう。

高校受験に受かる方法!受験の計画について

高校受験に受かるには、受験の計画が大切です。

  • 目標を明確にする
  • 目標と現状の差を明確にする
  • 差を埋めるための学習計画を立てる
  • 計画は逐一修正する

目標を明確にする

何事もそうですが、目標・ゴールを明確にして知ることってとても大切なんですよ。

なぜなら、ゴールを知ることでまずは現状との差が分かります。

仕事では普通期限がありますから、その期限までにのその差を埋めるために何をしないといけないかを考えるのです。

高校受験は時期が決まっていますから、仕事で言うと期限ですよね。

その期限までにどれくらいの時間があってどれくらいの差を埋めなければいけないのかを理解すべきだ、ということです。

目標と現状の差を明確にする

残り時間と差が分かったら、次は具体的に差を埋めるための学習計画を立てます。

自分の学力と志望校の差を認識するために参考にできる物差しはいろいろあります。

  • 模試の偏差値
  • 合格平均点や合格最低点
  • 内申点

模試の偏差値

偏差値は大変便利なツールです。自分の学力の位置が分かります。

目標とする志望校と現状の自分の偏差値にどれだけの差があるか、数字ではっきりと示されます。

ただし偏差値は受験する模試やテストによってばらつくものですから、あくまでも判断の一材料と認識しておきましょう。

合格者平均点や合格最低点

志望校がはっきり決まっている場合、過去問を解いてみることをおすすめします。

もちろん受験勉強のスタート時であれば、できなくて構いませんし、おそらく習っていないこともたくさん出てきます。

ですから、「解くこと」が目的ではなく「知ること」を目的に解いてみてください。

赤本や高校が合格者平均点や合格最低点を出している場合はそれと比較して、差を実感してください。

内申点

これくらいの内申点なら、これくらいのレベルの高校が射程範囲だねという相談は中学校の先生でも塾の先生でも受けてもらえます。

内申点だけで受験が決まるわけではないので、当日の実力ももちろん必要です。

差を埋めるための学習計画を立てる

人によって埋めるべき差や取り組むべき課題は千差万別ですが、学習計画の一例を紹介します。

中3の4月に志望校を決める。
志望校の過去問を1年分解いてみて、敵を知る。
夏休みが始まるまでは、1・2年の復習開始+中3の1学期の定期テストの勉強。
夏休みは1・2年の復習の徹底+志望校の過去問を解いて感じた苦手や不得意克服。
2学期以降は、中3の2学期の定期テスト勉強+模試を受けて弱点克服。
冬休みから、過去問や入試対策問題等に取り組む。

ここでは、ざっくりとしたことしか書けませんが、自分に当てはめてより具体的に考えてみてくださいね。

計画は逐一修正する

当たり前ですが、計画は崩れていくものです。

中3の範囲が思ったより手こずって、1・2年の復習が追いつかない場合もありますし、その逆も考えられます。

志望校が9月以降変わってしまうことだって、無いことは無いですよね。その場合でも、まったく焦る必要はありません。

もう一度、新しく決まった志望校の過去問を一年分解いてみて差を知るのです。同じです。

仮にそうなったとしても、4月に前の志望校の過去問を解いたことは決して無駄にはなりません。

ゴールを知り、現状を認識し、逆算して計画を立てる。

高校受験だけでなく、生きていくうえで必要な術だと私は思います。

以上、高校受験に受かるには、受験の計画が大切だということがわかりました。

では、最後に、高校受験に受かるために、過去問について見ていきましょう。

高校受験に受かる方法!過去問について

高校受験に受かるには、過去問が大切です。

既に言及してきましたが、私は過去問こそ高校受験において必須のパートナーと言えると思います。

もちろん過去問だけすればいいわけではないので、そこは誤解のないよう申し添えますが、過去問は敵の姿かたちを提示していると思っています。

例えば、形式について。

  • 記述はどの程度必要なのか?
  • 数学の証明問題はあるのか?
  • 長文の長さは?
  • 英作文はあるのか?何語程度必要なのか?

実際に問題を解かず、パラパラとめくるだけでも過去問の傾向としてつかめることはありますよね。

高校受験で出題形式をコロコロ変えるというのはあまり考えられないので、志望校の過去問形式に慣れるって大切なんですよね。

特に私立高校の入試問題の過去問を知ることは非常に有用です。

私立高校は各校独自に問題を作成していますから、各校の特徴やクセが出やすいです。

他にも、内容について、この分野は毎年出てるな、とか逆にこの単元は出てない等、がわかることもあります。

よく、過去問が解けたところで同じ問題は出ないから意味ないのではという質問をされます。

それは大きな間違いです。

確かに、その問題そのもの“だけ”が解けるようになってもあまり意味はありません。

過去問は、出題単元を教えてくれているので、その周辺を勉強し直すのです。

つまり、過去問を解いて過去問解説を見て終了するのではなく、間違えた単元・分野を教科書なり参考書なりで復習し直すわけです。

過去問は受験直前期、特に必須のパートナーとなることでしょう。うまく活用して、合格を勝ち取ってくださいね!

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