家庭学習では環境づくりの工夫を!学習がはかどるポイントをご紹介

家庭学習
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家庭学習において、勉強を効率的に進めていく上では、子どもが集中出来る環境づくりが大切です。

しかし、塾の自習室や図書館だと集中できるのに、家だと集中力が途切れてしまう、子どもにとって何となく環境が適していないなと思い悩んでいませんか。

家庭学習で集中できる環境づくりというのは、ご家族の協力とほんの少しの工夫で作り上げることができます!

今回は、家庭学習で出来る環境づくりの工夫についてご紹介します。

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家庭学習の環境づくりのためには、リビング学習は有効?

家庭学習の環境づくりでリビング学習は有効です!

家庭学習では、「自室学習よりもリビング学習の方が良い」と、聞いたことがある方は多いかもしれません。

よく耳にするこの話、本当なのでしょうか?

 「絶対にリビング勉強がベスト!」と一概には言えませんが、将来自学自習する力がつく前段階として、リビングは家庭学習の場所として有力な候補になりそうですね。

家庭学習の環境づくりで、リビング学習が有効な理由は以下の3つです。

  • 自室だと緊張感が薄れる
  • リビングは気が散りにくい
  • 親の目が届き、集中しやすい

自室だと緊張感が薄れる

自分の部屋は、自宅のなかでも特にリラックス出来る場所です。

ベッドもあるでしょうし、すぐに横になって休めてしまいますよね。

勿論、自室の方が集中できる子もいますが、基本的には自分しか居ない空間ですから、リラックスしすぎてしまったり、勉強に関係のないものが目に入って注意散漫になることもあります。

リビングは気が散りにくい

リビングやダイニングテーブルは意外と余計なものがなく、目の前の勉強に集中できるものです。

テレビやゲーム等が目に入らないような工夫が必要にはなりますが・・・。

また、常に誰もいない静かな部屋で学習していると、無音の環境でないと集中出来なくなることが懸念されます。

例えば、試験会場では知らない人が周りに大勢いるわけですし、多少の雑音もあり得ますよね。

そういった観点で考えると、適度な生活音があるリビングは集中力が身につきやすい環境と言えるでしょう。

親の目が届き、集中しやすい

リビング学習は、子どもが学習する様子を適度に見守ることが出来るのが利点です。

集中出来ているか、学習につまずいていないか等、子どもの様子を確認出来ます。

誰かの目があるほうが、集中が途切れがちな子にとっては、サボりづらい環境にもなるため、家庭学習の環境づくりで、リビング学習は有効です!

では次に、家庭学習で集中モードに切り替えるアイテムをご紹介したいと思います!

家庭学習で、アイテムを使って集中モードに切り替え!

リビング学習に慣れるまでの間は、「周りが気になって集中できないな」ということもあるかもしれませんね。

そんなときに試して欲しい、家庭学習で集中モードに切り替えるアイテムのご紹介です。

白色系デスクライトで集中モードに!

デスクライトは手元だけを明るく出来るので、テキストに光が当たり意識が向きやすくなります

ちょっとした工夫ですが、こういった明かりの使い方は侮れません!

リビング照明は、暖色系が多く使われていますが、これはリラックス効果はあるものの、勉強をするのには不向きなので、デスクライトは集中作業に向いている白色系をオススメします。

簡単便利に使えるアイテムで集中力アップ!

収納アイテムで綺麗な学習空間をキープ

子どもが勉強するために必要な道具は意外とたくさんあるものです。

リビング学習をするのなら、そのための収納を事前に考えておくことも大切ですね。

アイテムとしては、勉強道具をまとめて置ける収納棚やワゴン、収納グッズを活用しましょう。

収納アイテムは、子どもが自分で片付けやすいものを選ぶようにして、散らからないリビングをキープ。
学習用具をあちこちに置かないように、子どもがわかりやすい片付けルールを決めるといいですね。

勉強がはかどる椅子選び

高さ調節が出来る、クッション性のある椅子がオススメです。

足がぶらつくと集中力が削がれてしまうため、足置きがついていると、よりいいですね。

また、子どもの姿勢が気になる場合は、正しい姿勢をサポート出来るバランスチェアが適しています。

集中力が無い原因は、もしかすると使っているチェアが原因かもしれません!

一度見直してみてはいかがでしょうか。

では最後に、環境づくりとは異なりますが、子どもと一緒にルールを作り、時には見直す、という点について考えていきたいと思います。

家庭学習の環境づくりではルール作りが重要!

家庭学習の環境づくりで重要なのは、子どもと一緒にルールを作り、時には見直すこと!

一方的に親が決めたルールでは、子どもが納得していない場合もありますよね。

勿論、親が決めたルールを守らせることも大切です。

でも、ただ「やりなさい」と言っても、なかなかうまく行動に取りかかれないのが子どもですから、家庭学習で集中力を発揮するには、やるべき勉強の順番、そして、休憩のルールも作ってあげて下さい。

何をどういう順番で勉強するか、出来るだけ具体化しておけば、子どももやりやすくなりますし、出来たこと出来なかったことが判断しやすくなります。

では、具体的に見ていきましょう。

具体化する例

  • 休みの日も朝8時には起きて、しっかり朝食を取り、10時から学校や塾の宿題をする
  • 平日、塾等の習い事がある日は、帰って来たら夕食を取り、19時から学校の宿題をする
  • 20時以降は自由時間、22時までには就寝

ルールの例

  • その日の勉強が終わるまではテレビやゲームはつけない、スマホは触らない
  • 塾の宿題は翌日までに終わらせる
  • 勉強はリビングで

・・・等、ある程度習慣化されるまでは、具体的なルールを決めて、勉強をスムーズに進められるようにしておくと良いですね。

子どもの意見も聞きながら、時にはルールを見直す

ルールを作るときは、出来るだけお子さんの意見も聞きながら進めるのが良いでしょう。

親が一方的に作ったルールを押し付け、出来なかったことに意識が向いて叱責するのは避けて下さい。

「出来なかったこと」よりも「出来たこと」や「頑張ったこと」に注目してあげましょう。

しかし、出来なかったことを黙殺してもいいという訳ではありません。

出来なかった場合は、ありのままを受け止めて「じゃあどうすればいいと思う?」等と一緒に考えてあげることが大切です。

ルールというと絶対的なイメージがあるかもしれませんが、家庭学習のやり方は絶対不変でなければならないという訳ではありません。

一定期間チャレンジしてみて、何か違うかな、このやり方は子どもに合っていないな、と気付いた場合には、見直す姿勢も大切です。

一度決めたルールにとらわれ過ぎず、子どもにとってプラスになる家庭学習のルールを子どもと一緒に見つけてあげて下さいね。

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