高校受験の面接で聞かれることは?マナー・身だしなみ・アドバイスも

高校受験
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高校受験はもっとも一般的な場合、内申点と当日の試験の結果で合否が判断されます。

けれども、公立私立を問わず、面接が課されるという受験生もいます。

面接で聞かれることが分かっていれば、事前の準備ができますよね。

そこで、ここでは、高校受験の面接でよく聞かれることについてまとめましたのでご紹介したいと思います。

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高校受験の面接でよく聞かれることは?

高校受験の面接でよく聞かれることを、質問例・回答例と併せてみていきましょう。

  • 志望理由
  • 高校で頑張りたいこと
  • 中学校で頑張ったこと
  • 高校卒業後の夢や進路
  • 自分の長所・短所や自己PR
  • 得意な教科・不得意な教科
  • 最近のニュースについて

志望理由

Q.「うちの高校を志望したのはなぜですか?」

まずは志望理由です。

高校受験の面接では必ず聞かれるので、事前準備をしておきましょう。

また、「積極性」と「具体性」を盛り込んで回答するようにしましょう。

その際、高校の特色や力を入れていることに触れておくと、印象が良いですね。

A.「私は英語を話せるようになりたいので、英語特化コースのある御校を志望しました。」

高校で頑張りたいこと

Q.「高校に入学したら、頑張りたいことはありますか?」

高校入学後に希望を抱いていることが面接官に伝わるような内容にしましょう。

志望理由と絡めても問題ありませんし、次の中学校で頑張ったことを発展させるような内容でも構いません。

A.「来日する外国人旅行客のお手伝いができるボランティア活動をしたいと思っています。」

中学校で頑張ったこと

Q.「中学校では何を頑張りましたか?」

この質問の意図は、頑張った結果を知りたいというよりも、何を学んだのかを聞いています。

特別なことは意識しなくて構わないので、何を学びどう生かしたかを答えましょう。

A.「部活との両立です。疲れて勉強ができないときもありましたが、無理に机に向かおうとせず休むときは休みました。そうすると、その後集中して勉強することができました。メリハリや切り替えが大切だと学びました。」

高校卒業後の夢や進路

Q.「将来の夢はありますか?」

この質問も、志望動機や高校で頑張りたいことと絡めて答えることができますよね。

また、よくあるのが、「答えなくちゃ。」と思って無理に嘘をつくことです。

高校受験の段階で夢がまだない人なんて、大勢います。

夢が、まだないなら、ないなりに正直に答えましょう。

その際、高校生活を通じて見つけたいということがアピールできると良いですね。

A.「英語に携わる仕事がしたいという漠然とした思いしかまだありません。御校の英語特化コースに進学すれば、私と同じように英語に興味のある友人がたくさんできます。その中で、英語に携わる職業について学び、将来の夢を決めたいと思っています。」

自分の長所・短所や自己PR

Q.「あなたの長所と短所を教えてください。」「自己PRをしてください。」

高校受験に限らず、この先いろんな面接で鉄板の質問ですね。

自己分析ができているかを見るための質問なので、正直に答えて大丈夫です。

A.「私の長所は、ブレない芯があるところです。自分の志したことは、やり遂げるまで諦めません。短所は、我が強すぎるところです。失敗して初めて気づくことも多いので、周囲のアドバイスには耳を傾けるようにしています。」

得意な教科・不得意な教科

Q.「得意な教科・不得意な教科はありますか?」

これも、本当に得意教科・不得意教科を聞ききたいというよりは、コミュニケーション能力があるかどうかを見ている質問です。

ですから、教科間の有利不利はありませんので、ありのままを答えましょう。

「〇〇が得意で、△△が不得意です」だけだと物足りないやり取りに感じますので、それぞれ理由や克服法を添えると良いでしょう。

A.「私は、数学が得意です。答えはひとつでも、それに至る過程はいろいろあるところが魅力的で、問題を解くのが楽しいからです。他方で、英語が苦手です。実はずっと丸暗記をしていて、なかなか伸びない時期がありました。英語の文法や単語の知識を使って、英語の文章を読むんだということを知ってから少しずつわかりはじめ、今、苦手を乗り越えようとしています。」

最近のニュースについて

社会の一員として、世の中にアンテナを張っているか、また社会問題についてどのように考えているかを見る質問です。

二ュースや新聞を見ていないと答えるネタに困ってしまいますよね。

日頃からチェックしておくことようにしましょう。

「まなびガイド」では1週間に1回のペースで時事問題を配信しています。

時事問題
「時事問題」の記事一覧です。

ぜひ時事問題カテゴリをチェックしてみてください。

以上、高校受験の面接でよく聞かれることを、質問例・回答例と併せてみてきました。

次に、高校受験の面接で気をつけたいマナーや身だしなみについてお話します。

高校受験の面接で気をつけたいマナーや身だしなみは?

高校受験の面接で気をつけたいマナーや身だしなみについてお伝えします。

  • 笑顔
  • 大きな声でハキハキと
  • 正しい言葉遣い
  • 身だしなみ

順番にみていきましょう。

笑顔

笑顔だけで、合格します。

いや、それは、言いすぎです。

笑顔と言っても、ニヤニヤしたり声を出して笑うのではありません。

ムスッとしない愛想のよい感じを指します。

鏡を見て練習するなら口角を上げることを意識しましょう。

大きな声でハキハキと

内容も大切ですが、元気よくはっきり話せることの方が重要です。

たとえ話す内容が月並みのことしか言えていなくても、大きな声で自信をもってはっきりと話す受験生には好印象が持たれます。

正しい言葉遣い

語尾は「です・ます」、自分のことは「私」を使います。

ら抜き言葉や「マジ」「やばい」等、面接の場面では適さない言葉もあります。

急に適応するのが難しい場合には、1か月くらい前から意識して使わないようにするのがベターです。

身だしなみ

面接では、髪型や服装にも気をつけて臨んでくださいね。

髪や制服だけでなく、足元の靴やカバンも見られているんですよ。

こちらの記事では高校受験に適した身だしなみを解説しています。参考にしてみてください。

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面接の際には、髪や顔をやたら触らないようにしましょう。

以上、高校受験の面接で気をつけたいマナーや身だしなみについてお伝えしました。

最後に、高校受験の面接を受けるときのアドバイスを、先輩たちに聞いてみましょう。

高校受験の面接を受けるときのアドバイス!

高校受験の面接を受けるときの先輩たちのアドバイスはこちらです。

面接練習をする

イメージトレーニングでも良いですが、実際に口に出す練習って大切なんです。

頭ではわかっていても、思い通りに口から出ないこともよくあるんですよね。

素直に・自分の言葉で

ときどき暗記しようとする受験生がいますが、おすすめできません。

想定と異なる質問が来るかもしれないし、緊張で暗記したものが飛んでしまうかもしれないからです。

ある程度質問と回答は想定してはいきますが、現場では、「面接官とコミュニケーションをとること」を忘れないようにしましょう。

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