高校受験のときインフルエンザにかかったら?学校や受験生の対応は?

高校受験

受験生にとって体調管理は本人だけの問題ではないですよね。

受験生のいるご家庭では家族を巻き込んで、それぞれが普段から体調管理に気をつけます。

単なる風邪でも受験生にうつしたくありませんが、特にインフルエンザ等の感染症には本当に気を使いますよね。

しかし、感染源は目に見えないですから、高校受験間近や当日にインフルエンザにかかるということがないこともないですよね。

インフルエンザは、発症が確認された場合、学校への出席を停止しなければならないことが学校保健安全法で定められています。

もちろんかからないに越したことはありませんが、万一かかってしまったときの対応を知っておけば慌てなくて済みます。

そこで、ここでは、高校受験のときにインフルエンザにかかったらどうなるのか?教育委員会や学校、受験生の対応について見ていきたいと思います。

高校受験のときにインフルエンザにかかったらどうなる?教育委員会や私立高校の対応は?

高校受験のときにインフルエンザにかかった場合、公立高校の受験なのか私立高校の受験なのかで少し対応が変わります。

公立高校の受験の場合

最近は公立高校の受験をやむを得ない事情で欠席した場合、追試験を受けられるようにしている都道府県が増えています。

実は、2009年に新型インフルエンザが大流行し、2010年度の公立高校入試の際、47都道府県中30の道府県が追試験の実施を決定しました。

一方で17の都府県は、「従来から病欠者に追試はない。インフルエンザのみ認めるのは不公平」等の理由からこのときは追試験の実施は決定されませんでした。

それに、追試験をする教育委員会のほとんどが「2010年度入試のみの特例」としていました。

しかし、2016年、インフルエンザに罹患した生徒が受験機会を確保できるよう、文部科学省が都道府県の教育委員会や私立学校などに通知を送付します。

それにより、徐々に公立高校の受験でも追試験を実施する都道府県が増えてきました。

また昨今猛威をふるった感染症の対応として別室受験を認める都道府県もあります。

私立高校の受験の場合

私立高校の場合、インフルエンザにかかったらどのような対応になるかは、各学校により異なります。

追試験を実施する高校もあればしない高校もあります。

追試験をしない高校の中には、1.5次や2次試験に振り替えるところもありますが、それもない高校もあります。

ただ、私立高校の場合は、別室受験を認める高校がほとんどのようです。

このように、高校受験のときにインフルエンザにかかった場合、公立高校の受験なのか私立高校の受験なのかで少し対応が変わります。

それでは、高校受験のときにインフルエンザにかかったら、受験生はどうすべきでしょうか。

高校受験のときにインフルエンザにかかったらどうする?受験生がすべきこと

高校受験のときにインフルエンザにかかったら、まずは中学校に連絡をしましょう。

中学校に連絡をする

中学校の先生とどう対応するかを相談します。

これは、公立高校の受験のときでも私立高校の受験のときでも同じです。

例えば、私立高校の追試験を受けたい場合、学校の先生から私立高校に連絡が必要なこともあります。

さらに、学校によっては、罹患の証明書や医師の診断書の提出を求めることもありますので、必要書類についても先生と相談しておきましょう。

インフルエンザにかからないのが一番

たとえ別室受験や後日の追試験を認めてもらったとしても、インフルエンザにかからないに越したことはないですよね。

インフルエンザにかかればその分しんどいですし、休養しなくてはいけません。

受験はストレスがかかりますし、季節的にも体調を崩しやすいです。

受験生としては、家族に協力してもらって、当日まで万全の体調管理をすることが一番ですよね。

けれども、万一、高校受験のときにインフルエンザにかかったら、まずは中学校に連絡をしましょう。

では、実際に高校受験のときにインフルエンザにかかった人はどうしたのでしょうか。

実際に高校受験のときにインフルエンザにかかった人はどうした?

実際に高校受験のときにインフルエンザにかかった人はどうしたのでしょうか。

後日受験

私立は1.5次や2次が想定されていることが多いので、後日受験に寛容な学校が多いのでしょう。

別室受験

別室受験でも、受かる人もいますがやはり実力が出せず不合格になってしまう人もいます。

救済措置がなく、受験ができないこともあり得ますからね。

体調管理も実力のうちと言われます。高校入試は万全の体調で臨みたいですね。

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